SEO担当者の集客力-SEOに強いブログ備忘録

日々行っているSEO対策まとめ

SEO対策の始め方について解説

松嶋俊です。

 

アフィリエイトを始める方の大半はブログにて文章を書いて、アクセスを集め物を売ることをまず考えますよね。

 

ある程度記事を書いた段階で多くの方が「アクセスが集まらない」現状に不安を感じ、本格的にSEO対策を始める場合が多いです。

 

僕も色々なメディアを運営してきましたが、良い記事が集まればタイミングは違えどGoogleが勝手に検索上位に表示してアクセスを集めてくれると思っているので、あれもこれもやらずに記事に集中すれば自ずと結果は出ると考えています。

 

実際にそのようにして結果が出ているので土台は、コンテンツ(記事)の質と量と言えます。

 

 

これからSEOを始め方は、色々と検討することが出てきます。たとえば、

 

 ・どのブログサービズが効果でるのか。

 ・ワードプレスにした方がいいのか

 ・サーバーは何処が良いのか

 

などは、他の方が書かれた記事をみていただき、本格的にアクセスを集めるために、今後どうやっていければ良いのかをこの記事ではお伝えします。

 

 

本当のSEO対策のルール!?「成功者は今すぐ行動している」それは誰の教え?

 

 

「今すぐ行動に移したほうが良いよ」

「ウダウダ考えずにまずは、行動に移すことからだよ」

 

思い立ったが吉日という言葉があるように、何かを決意したら、その日を吉日として動き出すのが良いと言われることがあります。

 

心に刺さる良い言葉ですよね。「いつやる?今でしょう!」で流行語大賞を取られた林修先生がテレビで言われたときに僕もドキッとしたことを思い出します。

 

良い言葉で否定するつもりはありません。何かをやりたい、変わりたいと思った日がスタートであるのは間違いありませんが、落ち着いて考えてみてください。

 

もし、あなたがニキビに困っていた学生時代があったとしましょう。

 

そのような辛い経験があるから、同じ悩みを抱える学生たちに自信を持って登校できるように私が助ける!と決意したとします。

 

ただ、ニキビを治したのはかかりつけ医の先生であり、あなたはその先生目当てに通院していただけです。

 

ニキビを治すため先生は親身になり接してくれた。そのおかげで長く苦しんだニキビを治すことができた。さぁ、今度は私がニキビに悩んでいる方を救うぞ!

 

と決意をし、思い立ったが吉日ということで、その日に情報を発信したとしたらどうなるのでしょうか。

 

おそらくアクセスが集まらず、数日後には私の発信には誰も興味ないし価値がないからと更新は止めてしまうでしょう。

 

 

こちらをみてください。

 

「成功者は今すぐ行動を起こした」という同じ内容のツイートを2人の方がしています。

 

https://twitter.com/jianC4477/status/1531160671542460418

https://twitter.com/freelife_blog/status/1530104042122256386

 

 

同じ内容のツイートにも関わらず、イイね、リツイートの数が大きく違っています。なぜ、ここまで差が出てくるのでしょうか。

 

 

答えは簡単です。

 

 

先程のニキビの話でいれば、前者がニキビで悩んでいた学生。後者がニキビを治した先生という立場をイメージしていただければ分かりやすいです。

 

今のご時世、「伝える内容」も重要ですが、もっと意識しなければいけないことは「その内容を誰が発信したか」にフォーカスをしないといけない。

 

日本のSEO第一人者の渡辺隆広さんも著書「Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]でこのような事を書かれています。

 

重要なことは、同じ人物が、あるときはとても優れた情報を発信し、またあるときはひどい情報を発信することは、原則、ありません。みなさんのまわりの友人や会社の同僚で考えてみると、きっとイメージがつくのではないでしょうか。Googleや他の検索エンジンが、コンテンツの制作者や情報発信者(サイト)の権威性や評判をアルゴリズムで推量しようとする理由は、現実世界にいる私たちのこうした傾向があるためです。ランキングアルゴリズムを活用して情報発信者の評判を適切に評価することができれば、検索結果全体の品質を高めることができます。

 

著書:渡辺隆広

出版社:小鳥社

発売日:2021/3/2

Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]

 

 

全てはユーザーが満足するもの(検索システム)を提供することを目的としていることから、品質を高めるためには「誰の発信」をとても重要視しているのが分かります。

 

その人は誰で、どういう肩書で、実績はどのくらいで、どういう人とネットワークがあるのかを見て、ユーザーは発言が正しいのかを見ているということになります。

 

 

もう一つ面白いニュースがありました。

 

 

「なぜ、あの人は一瞬でアクセス・フォロワーが急増するのか」

 

これも驚きました。誰もが一生懸命フォロワーを増やすため、あの手この手やって少しずつ増やしているのに、この人はたった3日で200万フォロワーを達成しています。

 

 

ハンター×ハンター冨樫義博(とがし よしひろ)さんツイッターフォロワー200万超にhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25159eb370785a47e0ab305198a0bed5ef28bd29

 

今までの作品(ハンター☓ハンターなど)で多くの方を魅了し続けた冨樫さん。ハンター☓ハンターは休載期間も複数回あったりとファンを焦らしに焦らしていますが、それでも冨樫さんが書かれる漫画を楽しみにしている方が多いということが分かります。

 

誰が発言したのか忘れてしまいましたが、「力のある者は何やってもうまくいく」という言葉が今でも頭の片隅にあります。

 

冨樫さんが、もしYou Tubeを開始したら、瞬く間に登録者数100万人を超えたり、Instagramも同じくかなりの方が登録するでしょう。

 

結果何やっても影響力のある媒体を一瞬で作れてしまうといえます。

 

こう考えると分かりやすいですね。ブログもアクセスが稼げ、軌道に載せためには、「順番を意識する必要がある」ということです。

 

個人・企業問わず専門家であること

 

が重要ということです。あなたは何の専門家ですか。専門家として何を発信できますか。

 

先程のツイッターの投稿にしろ、冨樫さんの3日で200万フォロワーにしろ、よーいどんでスタートをしていると見えても、実はその前から仕込みはスタートしているのです。

 

スタートの前からコツコツと積み上げてきた人は、よーいどんで結果が出るのが早い。そして、その逆の「よーいどんからスタートした人」は結果が出るのに時間がかかり、途中で挫折してしまうのです。

 

発信する前に、あなたの発信する内容でどういう人を幸せにできるのかを一度考えてみてください。そして、まだまだ足りないと感じれば専門性を身につけることが大事です。

 

こう考えると今まで横流し(仕入れて販売)していた販売代理店などは、ユーザーに刺さるコンテンツが無いのでますます力を失い、自ら製品の開発、製造しているところがインターネットでも影響力を付けてくると考えられます。

 

 

ラブレターは誰のために書くの?

 

 

では、既に専門家として特定ジャンルで結果や知名度がある場合は、どのようにして検索順位の高い記事を作成できるのか。

 

そもそも、圧倒的な知名度があればSEO対策にこだわらなくても指名ワードでの検索やご自身のSNSから流入が見込めます。

 

しかし、まだそのような状態にない方はご自身が身につけられたスキルや培われた経験を元に記事を作成してアクセスを集める必要があります。

 

お伺いします。

 

情報を発しすることで「誰に影響を与え、助けたいのですか」

 

先程のニキビの話しで言えば、30代の大人ニキビに悩んでいる人に向けた記事を書くのか、それとも思春期で周りの友達の目が気になり綺麗な肌になりたいと悩んでいる学生に向けて書くのかで、響く言葉、内容が違ってきます。

 

たとえば、30代になるとある程度美容に回せるお金もあり、お金をかけた対策方法でも響くと思いますが、お金に制限のある学生には響かないでしょう。プチプラや自宅にあるもので対策ができれば、今すぐにでも試したいと行動を移すはずです。

 

記事を作成する上で、この「誰に」を明確することで、刺さる記事が書けるようになります。

 

 

「1記事1キーワード」では、深みがでない

 

 

ターゲットが明確になり、さて記事を作成しようとしたときに、1記事1キーワードで作成すると浅い内容になってしまうので、注意してください。

 

またニキビのジャンルでお話すると、関連ワードの中に「口周り ニキビ」というキーワードがありました。

 

このワードで記事を書くとたとえば、

 

 ・口周りのニキビの原因

 ・対策方法(治療・薬)

 

1つのキーワードから推測するとユーザーが求めているのは上記の内容だとざっくり思いつきます。

 

原因を解説して、その対策方法を提示しているので一見良さそうに見えますが、おそらくこの内容でユーザーは満足できないでしょう。

 

もう少し「口周り ニキビ」で調べてみると、このようなワードが出てきました。

 

「口周り ニキビ 急に」

「口周り ニキビ 胃腸」

「口周り ニキビ 男」

「口周り ニキビ マスク」

「口周り ニキビ 意味」

「口周り ニキビ 原因 男」

「口周り ニキビ 繰り返す」

「口周り ニキビ 治らない」

「生理前 口周り ニキビ」

「口周り ニキビ 胃腸 薬」

「マスク 口周り ニキビ」

「口周り ニキビ 跡」

「口周り ニキビ 占い」

「口周り ニキビ スピリチュアル」

 

まだまだ関連ワードはありますが、ざっとピックアップしただけでこれだけあります。さて、深く見ていきましょう。

 

「口周りのニキビの原因」の項目で一般的な原因として食生活の悪化、寝不足、洗顔方法によるものと考えられますが、ユーザーが知りたい原因は、

 

 ・マスクによるニキビの発生

 ・生理前のニキビ発生

 

の原因について知りたい。そして、「男性」のワードもありますし、「急にでき始めた原因」「繰り返し発生原因」と様々な状況で発生しているのが分かります。

 

1つのワードを見て判断すると、ありきたりな内容を書き進めてしまいますが、複数のワードを基に構成を考えると、

 

 

 ●口周りのニキビの原因

  ・マスクによる原因

  ・生理前による原因

  ・急に発生した原因

  ・繰り返し発生した原因

 ●それぞれの対策と治療方法

 

 

というような内容が考えられます。1つのキーワードよりも口周りのニキビについて具体的な内容になり、より専門的になったのではないでしょうか。

 

僕が意識しているのは、このような関連ワードのグルーピングによる記事を作成し、幅と深みを出すことで、読み手の満足度を上げることをしています。

 

あなたが発信するジャンルでもユーザーが知りたい内容(キーワード)は多数あります。抽出したキーワードを眺め、グルーピングできないかを執筆前に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

SEOを始めた方が気になる項目について解説

 

 

いくつか気になった項目についてピックアップして回答してみます。

 

・文字数はどのくらいが良いのか?

これは僕の経験上での話ですが、文字数はあまり気にしなくてもいいと感じています。というのも、2000文字程度の記事が1位に表示されたり、テストで3万文字以上の記事を書いても2ページ目にすら表示されないことがありました。

 

結局はターゲットに対して過不足無く伝えることが大事で、目安としては現在上位表示されている記事の文字数を参考にすると良いと思います。

 

また、文字数を増やすことを目的にせず、ユーザーが知りたい内容をしっかり伝えた結果、文字数が●●●●文字になったというように「文字数」については考えてみてください。

 

SEO対策をサポートしてくれる拡張機能はありますか。

ブラウザ(クロームファイヤーフォックスなど)には便利な拡張機能があります。

たとえば、先程の文字数調査をするときには、いちいちコピペして文字数カウントのサイトで調べなくても「かんたん文字数カウント」という拡張機能があります。

 

かんたん文字数カウント

https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%93%E6%96%87%E5%AD%97%E6%95%B0%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88/lmmephjlhfdnijfigajbmemendbfhnha?hl=ja

 

僕は普段から使用していて、調べたい記事全文を選択して右クリックすることで文字数が簡単に分かります。

 

上位サイトをこの拡張機能で調べています。

 

また、対象ページのタイトルを調べたいときがあります。記事であれば、記事タイトルをみればわかりますが、TOPページやカテゴリ、LPなどはページタイトルが表示されていなく、いちいちソースを開いて確認しなければいけません。

 

右クリックのソースを選択してソースをみるだけなので、あまり手間はかかりませんが

「show title tag」という拡張機能を追加すると、ページ右下にタイトルタグが表示されるので、一瞬で確認することができます。

 

show title tag

https://chrome.google.com/webstore/detail/show-title-tag/pkbffbhglicfngmppdlpmpblfgnkdgio?hl=ja

 

タイトルにどのキーワードが入っているかは今も昔も重要度が高いためライバルのタイトルは日々確認することが大事となります。

 

・意識する媒体(PC、スマホタブレット)

昔はPC表示のみを意識して対策をしていましたが、今やメディアのアクセス割合は7割がスマホに変わっています。必然的にスマホファーストになります。

 

PCで原稿を書くと一文が3行から4行になるのが当たり前ですが、そのままワードプレスなどに登録し、スマホで見ると8行以上のとても見にくい文章になります。

 

一文の長さやフォントサイズ、画像の大きさなどをスマホ目線で構築する必要があります。決してPC目線で考えないことです。

 

また、フォントサイズなどの目安はターゲットが良く使うサイトに合わせるといいです。例えば、40代男性の場合Yahooニュースを普段から見ている可能性が高いと予想できます。

 

その場合は、Yahooニュースの一文の長さやフォントサイズにすると、あなたのサイトに訪れた際も違和感なく見ることができるでしょう。

 

・ブラッシュアップに無料ツール(GA、サチコ、ラッコ)を活用

僕がSEO対策をするときに「記事を投稿してからがスタート」というマインドセットで日々運用していますが、それほどリライトやリライトに必要な情報を収集する解析が検索順位を上げるために大切になります。

 

一般的にSEO対策で使用されている無料解析ツールとして、Googleアナリティクス、Search Console(サーチコンソール)、キーワード調査にはラッコキーワードがよく使われます。

 

僕自信もアナリティクスやSearch Consoleは毎日見て日々の変化を把握しています。このGoogleアナリティクスがなぜ良いのかというと無料なのに機能が充実していることです。

 

記事のPV数から直帰率・離脱率、滞在時間まで確認ができますし、少しタグを追加すれば、バナーをクリックした数まで把握できます。

 

使い方としては、特定の記事のアクセス数を把握してその中に設置しているバナーのクリック数が出されば、クリック率がわかります。

 

それが商品ページへの誘導であれば、誘導数を増やすために何が必要なのかが分かってきますよね。PVを増やす対策をするのか、PV数はそのままでクリック率を向上させるのか。などなど。

 

そういう判断をアナリティクスにて行うことができます。

 

Search Consoleというのは、Google(検索エンジン)の検索状況が分かるツールで、対象記事の順位、クリック数、クリック率、検索での表示回数の推移が分かります。

 

ようは、いきなりアクセスが増えた記事があれば、サーチコンソールを見ることで「どのワード」から急激に増えたのかが分かります。

 

そして、順位が向上したからなのか、クリック率が向上したからなのか、または表示回数が増えた(市場が活発になった)なのかが分かります。

 

とても便利なツールが無料で使用できますので、今からSEO対策を始める方は合わせて登録をしておくといいでしょう。

 

ラッコキーワード(https://related-keywords.com/)というのは、キーワードを調べるときに活用するツールです。先ほどのニキビの事例を出しましたが、なぜ、「口周りのニキビ」の内容を知りたいのか把握できたのかというと、ラッコキーワードなどのツールを活用したからです。

 

たとえば、このように抽出されます。

 

 

キーワードのボリューム数は無料版では確認できませんが、有料版から見れるようになるので、ボリュームの多いワードを基に記事の構成を考えることができます。

 

・リライト時に活躍するヒートマップ

アナリティクスの話が先程でましたが、記事の改善をするにあたり目的(ゴール)を持って見ます。

 

多くの場合、アクセスを増やすことがゴールではなく、提供するサービスや商品を購入していただくためにSEO対策をしてアクセスを増やしていると思います。

 

では、先程の商品ページへの誘導を増やすためにPV数を伸ばす対策をして2倍、3倍に増えたとします。しかし、バナーをクリックしている人はそこまで変わりませんでした。

 

そういうときにサイトに訪れたユーザーの行動を視覚的に把握することで解決策が思いつくことがあります。そこで、活躍するのがヒートマップです。

 

ヒートマップというのはユーザーが何処まで読み、離脱したのか。またはどの部分を重点的に読んでいるのかを、色で表してくれるものです。

 

 

たとえば、ある部分は全く読まれていないのが分かり、そこで離脱している率が高ければユーザーニーズとズレがあると分かります。

 

そういう部分をヒートマップにて改善をしていく必要があります。

 

クリックをされていないのは、もしかしたら冒頭で大半が離脱している可能性がありますし、最後まで読んでいる人が多いのにクリックをしていない場合はバナーデザインに問題があるかもしれません。

 

アナリティクスの数値だけでは分からない対策案がヒートマップでは分かるようになりますので、アクセスが集まり出したタイミングで導入するとリライトの幅が広がります。

 

 

SEO対策の始め方まとめ

 

 

今回は「SEOを始めるために必要なこと」というよりは、記事作成をしていくために必要なことについて経験談を基に解説しました。

 

「誰が」書いた記事なのか。

「誰に」向けての記事なのか。

 

を意識して記事を執筆してみてください。そして、「記事を投稿してからがスタート」というマインドセットを持ち、アナリティクスやサーチコンソールで収集したユーザーの行動を把握して、更にユーザーの悩みを解決する記事にブラッシュアップしてください。

 

そのような記事が1記事、1記事増えてくることで信用できるサイトに変わっていきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。