SEO担当者の集客力-SEOに強いブログ備忘録

日々行っているSEO対策まとめ

SEO初心者が117倍アクセスを増やした対策のやり方

この記事を作成するにあたり、構成を考えるためキーワード調査を行っていると「SEO初心者」「seo対策 何をする」というワードに目が止まり、10年前、ネットショップ公式サイトの店長に抜擢されたが、モール店舗と違い何をしていいか分からず当時の上司に相談をしたことを思い出しました。

 

公式サイトは、モールの企画に頼れないため、自分自身でどうにかするしかありません。

 

何はともあれ、お客さんが来なければ商品は売れないですし、解析によるサイト改善もできないので、集客に力を入れることにしました。

 

そこで出会ったのがSEO対策です。

 

今では10年以上の経歴はありますが当時は右も左も分からない、いちEC担当者だったので手探りで進めていき、記事を書いてもアクセスが集まらないことや、検索上位になっても突然圏外に飛ばされアクセスが全く集まらないときもありました。

 

ただ、コツコツとSEO対策をしてきて今では、Google検索から117倍アクセスを増やすサイトに成長させました。また、別のサイトでも同じような方法でアクセスを順調に増やしています。

 

 

僕も分かります。

SEO対策の初心者は、「検索対策は何をやっていいかわからない」と悩み、あれもこれも手当たり次第してしまい、泥沼にはまることがあります。

 

実際は「SEO対策は何のためにあるのか?」を考えて動けば、やることは明確になり、コツコツ積み重ねることで自然とあなたのサイトにお客さんが集まるようになります。

 

まず、SEO対策にはどのような種類があるのか解説します。

 

タイトルや説明文、内部リンクなど対策を行う「内部対策」と外部からのリンクを獲得するなどの「外部対策」。そして、お客さんにサイトを知っていただくためのキッカケとなる記事作成(コンテンツ作成)に大きく分けられます。

 

今回は、その中でも僕が重要視している「記事作成」によるSEO対策に焦点をあて、初心者でも数日後には検索上位に表示させるレベルの記事が書けるコツをお伝えします。

 

 

 

「なるほど!」と思う情報発信をすること

 

 

僕が検索から117倍という結果を残せた最大の理由は、記事に関連キーワードを詰め込んだり、長文記事を書いてたくさんキーワードを入れたからではなく、ユーザーが記事を読んで「なるほど!!」と1つでも発見できる記事を書き続けたからだと思っています。

 

Googleは「Googleが掲げる10の真実」というのを会社設立の数年後に掲げています。他企業に置き換えると行動指針のようなものでしょうか。何をするにも10の事実に照らし合わせ行動していると言えます。

 

詳細はこちらをご確認ください。

https://about.google/philosophy/?hl=ja

 

 

この中で語られている内容(これから紹介する)からもGoogleがユーザーを如何に大切にしているかを汲み取ることができます。

 

Googleが掲げる10の真実(一部引用)」

 

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

 

 4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRankアルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRankアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。”

 

Googleの行動指針からも分かるように、Googleを活用して情報を発信するすべての人にも「ユーザー目線」を求めており、Googleとしては様々な技術を駆使して、ユーザーの為になる記事が上位にくるように日々改善を行っているということになります。

 

下手なテクニックに走った記事を書くのではなく、ユーザーのために書くことで反応が取れる記事がかけるようになります。

 

 

ユーザーに役立つ記事の作成手順と項目について

 

 

ユーザーを満足させる記事には、どのような要素が入っているのでしょうか。僕が今まで何百という記事作成&監修してきて感じるのは大きく分け3つのことです。

 

  1. ユーザーの役に立ちたいというマインドセットで書かれている
  2. 独自性があり&論理立てて解説している
  3. アナリティクスなどの解析ツールで確認できる数字類が良好

 

この3つが揃った記事は比較的に検索上位に入る傾向があります。一つずつ解説します。

 

 

1. ユーザーの役に立ちたいというマインドセットで書かれている

 

一般的に知名度はありませんが、ネット界隈のマーケティングやコピーライティングの世界で圧倒的に指示されている方がいらっしゃいます。

 

僕もその方たちの教材を購入して新しい考え方や知識を教わることが多いのですが、長年高額な収益を安定的に挙げ、ユーザー満足度の高い商品を次から次へ提供している、いわゆる「本物」の方たちに共通して言えることは、何をするにも「マインドセット」から入っていることです。

 

商品の開発、セールスレターやメルマガの作成などすべてマインドセットを整えてから行動に移しています。なぜ、マインドセットが大事なのでしょうか。

 

それは、基礎・土台であり木でいう幹にあたるからです。

 

例えば、ニキビで悩む高校生を一人でも救いたいというマインドセットを持った皮膚科医と年商1億を達成したいと常日頃から考えて経営している皮膚科医がいるとします。

 

二人の皮膚科医が1年以上ニキビで悩んでいる高校生に対してどのような対応をしたのか考えてみましょう。

 

前者(一人でも救いたいマインドセット)の場合は、おそらく患者さんの状況に耳を傾けできる限り自然に感知する方法を提案するでしょう。食事内容の改善や洗顔方法、皮脂のメカニズムを事細かに伝え、体の内側から改善する方法を提案すると思います。

 

また、診察後も患者のことを気にかけ知り合いの医師に情報を得ようとするかもしれませんし、違うジャンルの視点からニキビに対するアプローチを探し、後日診察に訪れたときに患者の状況を見ながら新たな提案をすると思います。

 

後者(年商1億円のマインドセット)の場合は、如何に売上を上げるかを考えているため、短期間で治る薬を提供し、あたかも改善したかのように見せかけ、継続して薬の使用を促し病院にお金を落とすことを考えると思います。

 ※あくまでも想像です。

 

両極端な二人ですが、同じ皮膚科医にもかかわらず患者に対するマインドセットが異なることで提供するものが180度変わっています。

 

そして、マインドセットの良し悪しに関係なくマインドセットからテクニックやアイディアが生まれるので、良いマインドセットは、更に良い行動に拍車がかかり、悪いマインドセットは相手を無視して独りよがりなことばかりしてしまう。

 

記事作成にあたり、マインドセットが大事というのは、ユーザーの役に立つ記事を作成するというマインドであれば、ユーザーのために様々な視点から考えることができ、読み手が気づかなかった更に深い内容までアプローチすることができるので、結果、高い満足度を与える記事が書けるようになります。

 

今結果を出し続けている人は如何にマインドセットを大事にしているか、わかったのではないでしょうか。

 

 

2.独自性があり&論理立てて解説している

 

これは当たり前のようで意外に皆さんできていません。僕が意識しているのは、そのメディアの強みから生まれた記事を根拠立て解説する記事です。

 

独自性というのは、記事単体で出すものでは無いと思っていて、発信者(人や企業)の時点から独自な存在になる必要があると考えています。

 

最近、料理動画を見ることがあります。

最初にお伝えしておくと子供の時からキユーピー3分クッキングの音楽が聞こえてくると、憂鬱な気分になるほど料理番組が嫌いでした。

 

ただ、大人になり料理番組に興味を持つきっかけとなったのが谷やんの動画なんです。

※大食い番組で有名になられた方で、自身のYou Tubeチャンネルで料理動画を配信しています。

 

 

言葉ではうまく解説できないのが悔しいのですが、谷やんが作るチャーハンの動画は、具材の紹介から、大盛りチャーハンを食べ終わるまで飽きること無く見ることができます。(あの美味しそうにビールを飲む姿も好きで紹介するお酒を何度か試しに購入したことも)

 

しかし、キユーピー3分クッキングは音楽を聞いただけで嫌になります。

 

同じチャーハンの作り方なのに、この差はなんなのでしょうか。

 

 

それが、その人から発する独自性なのでしょう。

 

もちろん、キユーピー3分クッキングを好んで見る方もいらっしゃると思います。その方はその番組の独自性と相性がよく、僕のような人は谷やんの動画内容と相性がいいのです。

 

このように発信者の独自性を出した内容で上位記事と少し違った内容を根拠立てて書くことで、唯一無二の情報発信ができ、そういう内容の記事をGoogleは求めていると感じています。

 

3.アナリティクスなどの解析ツールで確認できる数字類が良好

 

Google、10の真実でも紹介させていただいた中で、記事の評価は200以上のアルゴリズムによりGoogleは解析しています。

 

その中でおそらく、アナリティクスでも数値が確認できる「滞在時間」「直帰率」やサーチコンソールで確認できる「CTR」といった数値が良好であれば、ユーザーの評価が高いと判断され検索順位を上にしていると思われます。

 

項目は公表されていませんが、なぜそれらの項目なのかというと、ユーザーの行動が手にとるように分かるからです。滞在時間が短い記事は、最後まで読まず途中でやめている可能性が高いといえます。

 

また、直帰率が高ければ、途中で読むのをやめて別のサイトに移動しているといえます。

 

逆に滞在時間が長いと最後まで熟読している確率が高く、なおかつ直帰率が低い場合は、サイトに掲載されている関連記事などに遷移したと判断します。なので、滞在時間が長く直帰率が低い記事はユーザーの評価が高いと判断される。

 

このように数値が良好な記事はユーザー評価が高いと言えるでしょう。

 

 

以上の内容をまとめると、

 

ユーザーの役に立ちたいというマインドで

独自性と論理立ててユーザーが納得できる記事、

数字的にも評価の高い場合は、間違いなくユーザーにとって意識の変わる

記事になっているのではないでしょうか。

 

意識が変わるというのは、今までの常識が180度覆され、

良い方向にシフトし行動を促すということです。

 

 

Googleの理念を僕なりに簡単に解釈すれば、『ユーザーの満足度が高い記事を提供すること』であると考えているので、上記で挙げた3つのことを兼ね備えた記事であれば、高い確率で上位に表示されます。

 

自分にどのように当てはめてSEO対策用の記事を作成すればいいのか。

 

僕が記事作成のときに行っているステップです。

少し長いですが、実際に行うことで『ユーザーの知りたい情報』と『書くべき内容』が分かってきます。

 

1.記事を書く前のマインドセット

2.キーワード選定

3.調査

4.記事作成

5.リリース

6.解析

7.リライト

 

です。

 

 

1.記事を書く前のマインドセット

 

先程もお伝えしましたが、書く前のマインドがものすごく大事。あなたも経験あると思いますが、文章を読むとライターがどのような気持ちを込めて書いたのか手にとるようにわかると思います。不思議ですよね。

 

その記事は「俺はお前に読んでもらいたい!」と魂込めて書いた記事なのか、

メディア担当に依頼されて仕方なく書いた知識を詰め込んだ記事なのか、

 

前者の記事は、読み進めることでライターの熱が伝わり自分自身の心が熱くなり、すごく充実感に満ち溢れた気持ちになりますが、後者の記事は何も心に響かないです。

 

相手に気持ちが伝わってしまうからこそ、あなたのメディアはユーザーにどのようになって欲しいのかを今一度考え、決めたらその想いで執筆をしてください。

 

僕も外部ライターに依頼する際は、必ず読み手のユーザーを助けたい!役に立つ記事にしたいと思いながら書いて下さいと伝えているのですが、目的はそのような理由からです。

 

2.キーワード選定

SEO対策をする上でもっとも大事なのは、ユーザーが知りたいキーワードを把握することです。たとえば、「ニキビ」というビッグキーワードがあります。

 

その関連ワードに「おでこ ニキビ」のワードがあります。これを見ただけで、ユーザーが何を求めているのか当事者でない限りわかりませんよね。ただ、このキーワードをグルーピングして深掘りすると背景が手にとるように分かります。

 

このようにグルーピングしてみました。

 

「おでこ ニキビ」

「おでこ ニキビ 原因」

「おでこ ニキビ 意味」

「ニキビ おでこ」

「30代 おでこ ニキビ」

「40代 ニキビ おでこ」

 

 

キーワードを眺めてみてください。僕は眺めていて、こういう内容を考えました。

 

―――

・おでこにニキビができる人とできない人の違い?

・30代と40代で出来るおでこニキビの違い?

・『年齢別』おでこニキビ解消方法と日々の予防方法

・うんちく:おでこにニキビが示す意味とは?ニキビ占い

―――

 

対象者が一番知りたいのは、「なぜ、ニキビが増えているのかという原因」で、最初の見出しにしてみました。普通に原因について書くよりは「できる人」と「できない人」を比較しながら原因について語ることで、よりイメージが湧くと判断しました。

 

そして、次に「30代」と「40代」に出来る方が一定数気にしているとのことで、その年代にスポットを当てた内容にしています。

 

その後にワードではありませんでしたが、必ず知りたいであろう対策方法と予防方法について触れています。

 

最後に「おでこ ニキビ 意味」について調べてみるとニキビ占いというのが1位に来ていました。ニキビが出来たタイミングで、できた意味を調べる人が一定数いらっしゃるということで、このようなワードがツールでひっかかってきたのでしょう。

 

なので、おまけという位置づけで最後に付けてみました。

 

ざっくりな調査でしたが、いかがでしょうか。「おでこ ニキビ」と調べた方が知りたい内容になっているのではないでしょうか。

 

この作業をするだけでも、どのような内容に反応あるか分かると思いますが、更に明確にするため調査を行います。

 

 

3.調査

調査は本当に大事。調査の量と精度で書く内容が変わるほど、調査は大事です。また、ニキビのワードを例にお伝えすると。

 

先程、キーワードのグルーピングをしました。この段階ではこういう項目について知りたいんだろうな、というのがぼんやりと思い浮かぶと思います。

 

この状態でも記事を書くことはできますが、ニーズに沿った的確な記事になるかというと、難しいです。

 

たとえば、先程も出たワード。

 

「おでこ ニキビ 意味」

 

このワードからのみ推測すると「おでこに出来る理由」と考えられます。

 

もう一度Googleの理念を思い出してください。

 

Googleは200以上のアルゴリズムからユーザーに役立つ記事を上位に表示してユーザー満足度を高めようとしています。

 

ということは、今現在上位に表示されている記事は=ユーザーが最も満足する記事の可能性が高いので、上位表示されているライバルのサイトをみるようにします。

 

複数の記事をみることで、今現時点の対象キーワードでのユーザーが求めているものが明確になります。これにより、「出来る理由」か「ニキビ占い」のどちらを知りたいのかが分かるようになります。(1位がニキビ占いだったのでニーズはそちらにあると判断して追加しています)

 

一つの方法としてライバル記事の確認を挙げましたが、こういう調査を繰り返し行うことで、何を求めているのかを明確にすることが大事です。

 

僕の場合は執筆に当てる時間よりも、調査のほうが圧倒的に時間をかけていて、調査で調べた内容をもとに記事を構成しているので、記事を書くときはスムーズに進みます。

 

そして、記事のコンセプトが決まり、周りの記事とは少し違った切り口の記事がかけるようになります。

 

 

4.記事作成

 

先程行った調査内容を基に記事の構成を考え落とし込んでいきます。

 

5.リリース

 

ターゲットが求める内容を理由や根拠も語りながら、相手が納得できる文章であれば公開を行います。

 

6.解析

 

僕がSEO対策をする上で、「これは外せない!」というマインドセットがあります。

 

 

「記事は投稿してからがスタート」

 

 

多くの方は記事投稿がゴールと考えてしまい、投稿しては次の記事。また投稿しては次の記事という流れで一向に立ち止まって後ろを見ようとしません。もちろん次から次に新規記事を作成することは間違っていません。

 

最初の段階は質よりも圧倒的に記事の量が必要となりますので、どんどん執筆することが大事です。

 

しかし、ある程記事を増やしたら、一旦立ち止まって過去に執筆した記事を見直す必要があります。なぜなら、アクセスが来ているのか、来ていれば何処から流入しているのか、検索からの流入が多ければ、順位はどうなっているのかというのをまずは調べる必要があります。

 

ライバル記事と比較して、現時点のあなたの記事力が分かるようになり、まだまだ順位が低い状況であれば、解析データを基にリライトを考えます。

 

 

7.リライト

 

解析ではアナリティクスやサーチコンソール、ヒートマップなどを使用して数量的、視覚的にも記事を分析できると、より正確なユーザー行動が分かるようになります。

 

このワードでもう少し上位が狙えそうだな。

この部分は読まれているけど、導入での離脱が高いという情報が分かれば、伸ばせるところ、改善する所のテコ入れを行い、再リリースします。

 

そして、またデータが溜まれば解析を行い、リライト案を考える。

この繰り返しで順位を上げていきます。

 

 

 

以上が、普段から行っているステップです。

この流れで書かれた記事は、間違いなく記事の質は上がり続けます。

 

その結果、ユーザーの滞在時間の向上、他サイト記事への遷移率の低下がおき、家族、友人などに記事をシェアする可能性も高くなります。

 

SNSや記事などで取り上げられることが増え、最終的にはGoogleの記事への評価が高くなり、検索順位が上がるのです。

 

このような記事が定期的に増えていけばドメインパワーも間違いなく向上するので長期的にアクセスが集まるサイトになります。

 

 

記事作成に置いての注意点

 

ここまで読み進められ記事作成にあたり、如何にユーザー視点が重要か理解できたと思います。理解した上で、記事作成での注意点をお伝えします。

 

1.独りよがりな記事にならないこと

 

Googleは巨大なQ&Aサイトであることから、ユーザーの悩みや不安を解決できるサイトや記事を私ども発信者に求めています。だからこそ、徹底的にユーザー調査をして、何に悩んでいて、どのような事をあなたに求めているのかを調べる事が大事です。

 

絶対に自分たちの商品を売りたいがために、「この商品は凄いですから買ってください」「ライバルの商品は問題が多いので買わないでください」と言った誰も特をしない独りよがりな記事の発信だけは控えてください。

 

2.キーワード選定は大事だが執着しないこと

 

「キーワード出現率」という言葉を聞いたことありますか。たとえば、記事中に「ニキビ 治す」というワードの出現率を●●%にすると順位が上がると言われたことから、記事作成時に気にする方がいらっしゃいます。

 

僕自信も記事を多数執筆してきましたが、このキーワードを意識して記事を書いてしまうとぎこちなく、口に出すと違和感を覚える記事になりがちです。

 

ということは、ユーザーも読んでいて頭に入らず、あなたが伝えたい事がうまく伝わらない可能性がでてきます。

 

たとえば、キーワードを意識した一文を書いてみました。

 

―――

ニキビを治す方法は、ニキビに刺激を与えず、洗顔後には、適切なニキビケアをすることがニキビを治すために必要なことです。

―――

 

たった2行の文章で「ニキビ」のワードを4回も使用しています。このようなキーワードを詰め込んだ会話をすると、聞きにくいですし、長文になればなるほど理解するのが難しくなります。

 

以下伝わりやすいように編集をしてみました。

 

―――

ニキビを治すには、刺激を与えず、洗顔後に適切なケアをすることで炎症を抑えることができます。

―――

 

これで十分に伝わる文章になったのではないでしょうか。

 

「ニキビに刺激」⇒「刺激」のみ

「ニキビケア」 ⇒ 「ケア」のみ

「ニキビを治すために」 ⇒「炎症を抑える」

 

キーワードを入れるのも大事ですが最低限に抑え、ユーザーが読みやすい文章を心がけるようにすることが、大事と感じています。

 

最後にもう一度「記事は公開してからスタート」

 

最後にもう一度これだけは忘れないでほしいので再度お伝えします。SEO対策のマインドセットの一つに入れてください。

 

「記事は公開してからスタート」です。

 

しっかり調査をした記事ではありますが、的を得た内容になっているかといえば、正直わかりません。というのも、公開をして実際にユーザーが記事に訪れてから分かることのほうが圧倒的に多いからです。

 

先程も挙げた、グーグルアナリティクスでの滞在時間や直帰率の指標もユーザー満足度を判断する指標の一つとも言えますし、ヒートマップを活用してユーザー行動を視覚的に確認するのもそうです。

 

記事公開して、ある程度アクセスが集まったところで一旦現状での記事の評価を行うようにしてください。そしてあらゆる指標を基にユーザーが求めている内容になっているかを確認して、微調整をするようにしてください。

 

この繰り返しで少しずつですが、良い記事(満足度の高い)に仕上がっていきます。ぜひ、今回の記事を見て少しでも共感できる部分があれば、あなたのSEO対策に取り入れてみてください。