SEO担当者の集客力-SEOに強いブログ備忘録

日々行っているSEO対策まとめ

個人ブログ(アメブロなど)で検索上位を狙えるのか?

昨今、検索で上位に表示されるサイトは、

 

 ・ドメインパワーがあるサイト

 ・誰が書いたのか(有識者・有名な方)

 ・専門性

 

の要素をクリアした記事であり、

ますます、個人よりもリソースのある企業が優位に

なりました。

 

色々なワードで検索してみてください。

 

ある程度の検索ボリュームがあるワードで1ページ目に

入っている個人ブログ・サイトはほぼ見当たりません。

 

情報の正確性などを踏まえると

個人よりも圧倒的に企業発信の内容の方が

安心ですし、ユーザーも得たい情報に最短でアクセスできるので、

今の状態がベストといえばベスト。

 

でも、個人発信している方にしては、

寂しいですよね。自分の発信したことが届きにくいのですから。

 

自分も企業でメディア運営をしているときは、

長年力をつけてきたメディアでしたので、記事を投稿すれば数時間後に

1ページ目に表示されることなどざらにあり、発信がユーザーに届かない

という悩みはありませんでした。

 

その反面、

 

「個人として発信したいときは、どうすればいいのだろう?」

 

という疑問というか、興味をいただいていました。

 

たとえば、自分が培ってきたSEO対策の経験を共有したいときに、

記事を書いても届かないというのは、あまりにも寂しすぎますよね。

 

じゃあ、Google検索でどうすれば届かせることができるのかと

考えているときに、Googleが記事で重要視する要素に「経験」が

加わったというニュースが舞い込んできました。

 

この「経験」というのは、

僕がメディアを運営していた時に

めちゃくちゃ重要視していた要素であり、

想い・熱意のない企業がお金儲けで立ち上げたメディアでは

絶対取り入れることができない要素でもありました。

 

一部のメディアは外部ライターを雇い、

無味無臭の記事を量産しています。

 

現に、Googleで検索をしてみてください。

同じような記事が検索結果を覆いつくしていませんか。

 

自分が関わっていたジャンルも同じ傾向です。

 

だからこそ、この「経験」という要素は、パワーの無い

個人ブログが検索で上位を狙うために最も力を入れるべき要素であり、

好き・熱量が半端ない事柄において、発信をすれば上位表示も可能なのではないかと

思い、自分自身も「経験」を全面に押したメディアで検索結果で上位を目指してみたいと考えるようになりました。

 

 

イオン vs 商店街(専門店)

 

 

みたいな構図ですね(笑)

イオンが全国展開して誰もが同じ価格で同じものを手にできる

素晴らしさが生まれたように、反対に商店街にあった一つ一つ特色が違うお店が

無くなり、「そこに行く意味」がなくなったような感じが今のGoogleの検索結果でも

起きているのではないかと思っています。

 

「ぜーーーーんぶ、いっしょ。」

 

それは、キーワードを元に考えた記事の構成が

原因と思っていて、これはこれでユーザーが知りたい情報なので

良いと思うのですが、そのサイトの記事を読みたくなる「そのサイトの経験」が

抜け落ちていると感じます。

 

Googleもそう感じ、「経験」という要素を重要視したのでは

ないかと個人的には思っています。

 

この要素にお向きを置かれたということは、

これまで培ってきた経験をベースに記事を作成することで、

ある程度のワードでも個人ブログが1ページ目に表示されるのではないかと

思っています。

 

 

それでは、自分もさっそくチャレンジしてみます。

 

 

また、結果はこのブログで報告しますね。

 

【検証してみた】300PVの記事をリライトして3000PVに

こんにちは。
松嶋です。

 

タイトルにもありますが、僕は、検証が好きで色々なことを試しては、止めて、また新しいことにチャンレンジして、止めてを永遠と繰り返して少しづつサイトを成長させてきました。

 

 

今回の検証はアクセスがなかなか集まらなかった記事をリライトしてアクセスが10倍になったときの話です。

 

 

よく、SEO対策用の記事を「投稿したら完了」とガッツポーズしてコーヒーでも飲んでゆっくりしようと考えている人がいます。

 

 

最高ですよね。

 

Googleに任せておけば、勝手にアクセスが集まり検索も上位に表示されて、売上も上がって。夢のようです。

 

 

でもね、こんな夢物語は手を加えなければほとんど無いと思っていて、ある程度SEO対策で効果を出している人のマインドセットは全く違います。

 

 

SEO対策は投稿してからが本番

 
 
と考える人が多いのではないでしょうか。
 
僕自身もこのようなマインドセットSEO対策を行っています。今回、そのことがどのくらい数字に影響するのか検証をしてみたので、御覧ください。
 
 
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記事の投稿は3月。
5月から少しづつアクセスが来て、6月に検索結果の1ページ目に登場。
 
しかし、1ページでもアクセスが集まらなかったので、1位に表示されるようにリライトを7月上旬で実施。
 
赤枠で囲ったところがリライト記事を投稿したタイミングですが、その後からアクセスがグイーンと増えています。
 
6月と比べて約10倍増えました。
なぜ、こんなにアクセスが増えたのか。
 
 
狙ったワードで1位を獲得し、その他の関連ワードでも同じく上位に表示されたためアクセスが10倍も増えました。
 
 
この事例でも分かるように
 
 
「投稿したら完了」
 
 
マインドセットでは、1ページ目には表示されるがクリックされずアクセスを大きく集めることはできなかったでしょう。
 
 ※1位と10位ではクリックされる率が大きく違うので1ページ目に表示されても満足はできない。
 
 
しかし、
 
 
「投稿してからが本番」
 
 
というマインドセットでは、6月の状況が思わしくないのを真摯に受け止め、対象ワードに求められるニーズ、または、提案を必死に考え始めます。
 
今回のワードでは、当時人気の商品について触れられた記事がなかったため、読み手が気になる検証記事を追加しました。
 
旬な内容の追加だっため、更に早く上位表示されるようになったのだと思います。
 
具体的な手法については、今回触れませんが、SEO対策のマインドセットとリライトの重要性について改めて感じましたので、共有しますね。
 
今あなたは、どのようなSEO対策を行っていますか。
 
もし、「記事投稿して完了」型のタイプであれば、一度マインドセットを見直し「記事投稿してからが本番」と考えるようにしてください。
 
そしたら、色々と記事が良くなる要因が見えてくるようになります。その一つがリライトの作業だと思っています。
 

目次はSEO対策に効果的?

こんにちは。

松嶋俊です。

 

企業や個人が世の人に何かを伝えたいと決意したときに、今の御時世、様々な手法があります。YoutubeTikTokなどの動画媒体、SHOWROOMなどのライブ配信、インスタグラムやピンタレストなどの写真媒体、Noteやワードプレスを用いたテキスト媒体。

 

自分に合った方法で世の中の人に自分の感じていることを伝えることができます。僕なんかは動画やライブ配信は性格的に向いていないということもあり、文章中心に配信をしています。

 

さて、このブログやワードプレス、Noteと言った文章メインで配信するときに、文章の冒頭にある「目次」は必要なのか?という疑問を持たれている方がいらっしゃいます。

 

特に初めて記事を書く方にとっては、どっちがいいの?と気になりますよね。今回は、SEO対策的に目次の効果について考えてみたいと思います。

 

 

目次は必要だが・・・

 

 

今現在、複数メディアのコンテンツ制作をしていますが、どのメディアも目次は必ず付けるようにしています。

 

間違いなく、目次は必要と考えています。

 

これは、経験上の話でもありますが、Googleの理念からも鑑みることができます。Googleは、ユーザー体験の向上を理念に掲げています。

 

Google10の真実

https://about.google/philosophy/?hl=ja

 

今まで数々のアップデートを行ったのも、全てユーザー体験の向上を目的にしていることでしょう。

 

こちらの記事に過去のアップデートと内容について詳しく書かれています。

 

https://gmotech.jp/semlabo/seo/blog/googlecoreupdate_history/

 

そして、今もまだその目的のために改良を日々行っています。

 

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

 

ページ エクスペリエンスがランキングに与える影響について

ページ エクスペリエンスは重要ですが、それでも Google は、ページ エクスペリエンスが劣っていても、全体的に価値の高い情報を含むページを上位にランキングするようにしています。つまり、いくらページ エクスペリエンスが優れていても、コンテンツが優れたページを上回ることはありません。ただし、関連性が同程度のページが多数存在する場合の検索ランキングにおいては、このページ エクスペリエンスが一段と重要になります。

 

すごく小さな要素ではありますが、目次が有る・無しを考えたときに、目次を付けたほうがユーザーにとってメリットがあります。

 

たとえば、

 

 ・記事全体の内容が分かる

 ・対象記事で伝えたい事が分かる

 ・気になる箇所に一瞬で行ける

 

などが考えられます。

日頃からよく車の運転をするのですが、新しい場所に向かうときと帰りでは、感覚的に運転していた時間と疲労感が異なると感じています。

 

おそらく、見たこともない景色が続きいつになったら目的地に到着するのかという気持ちがそう感じさせていると思いますし、逆に帰り路はある程度目印となる景色を覚えているため、ゴールまでの距離感がわかり気持ちが楽になるのでしょう。

 

目次は、道標のようなものです。

 

特に、1万文字を超える記事が当たり前となった昨今、見出しも無ければ、目次すらない記事を最後まで根気よく読み進めることはできますか。

 

僕は辛くなり、途中で離脱してしまうと思うので、目次は記事の道標という風に考えていただくと「必要」と感じています。

 

 

目次は活用されているのか?ヒートマップで調べてみた

 

 

理由は分かった。実際に読み手は目次を必要としているか。僕が管理しているメディアで調べてみました。

 

何をもって判断するかですが、目次なので「項目(見出し)のクリック」と「熟読しているか」で判断を行い、必要性について調べました。

 

用いたのはヒートマップです。

ヒートマップであれば、視覚的に「読まれている箇所」「クリックしている箇所」が分かるのでユーザーの動きが手にとるように分かります。

 

項目には「熟読率」「スクロール率」「クリック率」の3項目ありそれぞれ解説します。

 

まずは、熟読率。

熟読率というのは、ある部分において4秒以上滞在した人数をページアクセス数で割った数字です。数字が高ければ、対象部分を読み込んでいることになり、=興味を引く内容とある程度判断できます。

 

しかし、文章が多いと同じような傾向になるため、読まれている=100%興味があると言えません。

 

スクロール率。

ある部分までの到達率を表す数字で、つまり最後までスクロール率が高ければ、読まれている記事と判断できます。逆に数字がある部分でガクッと落ちていると、その部分の内容に問題があると判断できます。

 

 

クリックヒートマップ。

クリックした箇所を色で判断できるもの。計測タグ入りのURLであればアナリティクスでも把握できますが、視覚的にクリックされた箇所が分かります。

 

 

これらの要素を用いて今回僕が管理しているメディアの、ある記事を測定しました。御覧ください。(期間中のPV数300なので、判断できるボリュームになっていると思います)

 

 

 

左のヒートマップは熟読率。

真ん中は、スクロール率

右は、クリックヒートマップ。

 

 

データを見ていただくと、導入部の熟読率が11%程度(33人)に対して、目次の上部に移動してからは31%、36%程度(108人)が熟読しているのが分かります。その後数字は落ちますが、20%台と導入部よりも高い数字になっています。

 

熟読率を見ても、記事にアクセスしたユーザーは、導入を軽く流し見して、目次を見て「この記事には何が書かれているのか」確認しているのではないでしょうか。

 

あくまでも仮説ですが、その傾向は強いのかと。

では、実際に熟読率が36%と高かった場所は、クリックをされているのかを先ほどのデータの右部分のヒートマップで確認してみましょう。

 

 

このヒートマップはクリックした場所を色で表現しているもので、赤に近くなるに連れてクリックされた数が多くなります。

 

これを見ると、熟読されている箇所の項目をクリックしている傾向があると分かります。また、ちらほら目次の下層部分でもクリックが発生しています。

 

この2つのデータから目次の必要性を考えると、

 

 ・記事に訪れて、内容を把握するために目次を確認する

 ・興味のある内容があれば、クリックしてその場所に移動する

 

目次が無ければ、記事を読み進めなければ書かれている内容について分からないことから、求めている内容が書かれているのかも分かりません。

 

ユーザー行動を仮説立てて考えてみると、何かを調べるためにググったら、1記事だけではなく複数の記事を見て、その中から答えを見つけると思います。また、答えが見つからなければ別のキーワードで調べると思います。

 

そのような手順を踏む中で、タイトルで興味を持ってアクセスした際に、この記事には何が書かれているかを冒頭で分からなければ、少し読み進めて途中で離脱してしまう可能性も考えられます。

 

ただ、目次により記事の見出しが一覧で分かれば、読み手は自分が知りたい場所をクリックして、そこから読み進めることができます。現に調査した記事では、クリックされている項目の熟読率が真っ赤になるほど読み込まれていました。(熟読率60%(180人))

 

今回の検証からも目次は必要と考えています。

 

 

目次が長いと離脱の原因にもなる

 

 

これは、ヒートマップで計測しているとよく分かります。今回の検証記事は目次部分での離脱率は7%で、色々な記事を計測しましたが、平均的な数字と思います。

 

 

しかし、長文になることで見出し数の増加やデザイン、導入部の影響で離脱率が10%を超える記事もあるのでコンパクトにまとめる事が大事だと思っています。

 

また、あれだけクリックされるのであればタイトル以外の見出し(サブタイトル)の内容にも意識することが大事です。

 

 

 

目次を閉じた状態で調べてみたところ

 

 

ワードプレスを利用している場合は、見出しを読み取り自動で目次を生成してくれるプラグインがありますが、設定で目次を閉じた状態にすることもできます。

 

先程の目次が長ければ離脱する人が増えるという話をしましたが、では閉じた状態にしたら離脱率は改善され、目次を知りたい方は目次を開き、気になる項目をクリックするのだろうという仮説立ててやってみました。

 

 

結果、そこまで変化なし(笑)

 

 

離脱率もページ全体の熟読率も最後まで読み進めた率もほぼ目次が開いた状態と閉じた状態では変わりませんでした。

 

この結果を踏まえ、数字からみれば目次は有っても無くても読み手にとってはどっちでもいい(笑)という結果になりました。

 

しかし、冒頭でもお伝えしたGoogleの理念でもある「ユーザー満足度の向上」を踏まえると目次が有るとユーザーは自分が求めている内容にいち早くアクセスができるため、精神的にストレス無く、記事を読むことができ結果満足度は高いのかと思います。

 

 

本来であれば、目次あり、なしで大きな違いがでることを楽しみにしていましたが、あまり違いもないという結果になり少し、期待外れではありましたが、ユーザーの満足度の視点で考えると、目次が有る方が、道標となり安心して記事を読むことができるので、僕の答えとしては、目次を付けることをおすすめします。

 

また、今後の運営も「ユーザーの満足度」を第一に考え、行動に移すことが判断基準となるので、そのような考え方で運営してみると良いと思います。

 

ワードプレスであれば、プラグイン一つで設定はできますが、独自ページで記事を構築している方は、各記事にhtmlで記述することをおすすめします。

 

 

SEO対策の始め方について解説

松嶋俊です。

 

アフィリエイトを始める方の大半はブログにて文章を書いて、アクセスを集め物を売ることをまず考えますよね。

 

ある程度記事を書いた段階で多くの方が「アクセスが集まらない」現状に不安を感じ、本格的にSEO対策を始める場合が多いです。

 

僕も色々なメディアを運営してきましたが、良い記事が集まればタイミングは違えどGoogleが勝手に検索上位に表示してアクセスを集めてくれると思っているので、あれもこれもやらずに記事に集中すれば自ずと結果は出ると考えています。

 

実際にそのようにして結果が出ているので土台は、コンテンツ(記事)の質と量と言えます。

 

 

これからSEOを始め方は、色々と検討することが出てきます。たとえば、

 

 ・どのブログサービズが効果でるのか。

 ・ワードプレスにした方がいいのか

 ・サーバーは何処が良いのか

 

などは、他の方が書かれた記事をみていただき、本格的にアクセスを集めるために、今後どうやっていければ良いのかをこの記事ではお伝えします。

 

 

本当のSEO対策のルール!?「成功者は今すぐ行動している」それは誰の教え?

 

 

「今すぐ行動に移したほうが良いよ」

「ウダウダ考えずにまずは、行動に移すことからだよ」

 

思い立ったが吉日という言葉があるように、何かを決意したら、その日を吉日として動き出すのが良いと言われることがあります。

 

心に刺さる良い言葉ですよね。「いつやる?今でしょう!」で流行語大賞を取られた林修先生がテレビで言われたときに僕もドキッとしたことを思い出します。

 

良い言葉で否定するつもりはありません。何かをやりたい、変わりたいと思った日がスタートであるのは間違いありませんが、落ち着いて考えてみてください。

 

もし、あなたがニキビに困っていた学生時代があったとしましょう。

 

そのような辛い経験があるから、同じ悩みを抱える学生たちに自信を持って登校できるように私が助ける!と決意したとします。

 

ただ、ニキビを治したのはかかりつけ医の先生であり、あなたはその先生目当てに通院していただけです。

 

ニキビを治すため先生は親身になり接してくれた。そのおかげで長く苦しんだニキビを治すことができた。さぁ、今度は私がニキビに悩んでいる方を救うぞ!

 

と決意をし、思い立ったが吉日ということで、その日に情報を発信したとしたらどうなるのでしょうか。

 

おそらくアクセスが集まらず、数日後には私の発信には誰も興味ないし価値がないからと更新は止めてしまうでしょう。

 

 

こちらをみてください。

 

「成功者は今すぐ行動を起こした」という同じ内容のツイートを2人の方がしています。

 

https://twitter.com/jianC4477/status/1531160671542460418

https://twitter.com/freelife_blog/status/1530104042122256386

 

 

同じ内容のツイートにも関わらず、イイね、リツイートの数が大きく違っています。なぜ、ここまで差が出てくるのでしょうか。

 

 

答えは簡単です。

 

 

先程のニキビの話でいれば、前者がニキビで悩んでいた学生。後者がニキビを治した先生という立場をイメージしていただければ分かりやすいです。

 

今のご時世、「伝える内容」も重要ですが、もっと意識しなければいけないことは「その内容を誰が発信したか」にフォーカスをしないといけない。

 

日本のSEO第一人者の渡辺隆広さんも著書「Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]でこのような事を書かれています。

 

重要なことは、同じ人物が、あるときはとても優れた情報を発信し、またあるときはひどい情報を発信することは、原則、ありません。みなさんのまわりの友人や会社の同僚で考えてみると、きっとイメージがつくのではないでしょうか。Googleや他の検索エンジンが、コンテンツの制作者や情報発信者(サイト)の権威性や評判をアルゴリズムで推量しようとする理由は、現実世界にいる私たちのこうした傾向があるためです。ランキングアルゴリズムを活用して情報発信者の評判を適切に評価することができれば、検索結果全体の品質を高めることができます。

 

著書:渡辺隆広

出版社:小鳥社

発売日:2021/3/2

Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]

 

 

全てはユーザーが満足するもの(検索システム)を提供することを目的としていることから、品質を高めるためには「誰の発信」をとても重要視しているのが分かります。

 

その人は誰で、どういう肩書で、実績はどのくらいで、どういう人とネットワークがあるのかを見て、ユーザーは発言が正しいのかを見ているということになります。

 

 

もう一つ面白いニュースがありました。

 

 

「なぜ、あの人は一瞬でアクセス・フォロワーが急増するのか」

 

これも驚きました。誰もが一生懸命フォロワーを増やすため、あの手この手やって少しずつ増やしているのに、この人はたった3日で200万フォロワーを達成しています。

 

 

ハンター×ハンター冨樫義博(とがし よしひろ)さんツイッターフォロワー200万超にhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25159eb370785a47e0ab305198a0bed5ef28bd29

 

今までの作品(ハンター☓ハンターなど)で多くの方を魅了し続けた冨樫さん。ハンター☓ハンターは休載期間も複数回あったりとファンを焦らしに焦らしていますが、それでも冨樫さんが書かれる漫画を楽しみにしている方が多いということが分かります。

 

誰が発言したのか忘れてしまいましたが、「力のある者は何やってもうまくいく」という言葉が今でも頭の片隅にあります。

 

冨樫さんが、もしYou Tubeを開始したら、瞬く間に登録者数100万人を超えたり、Instagramも同じくかなりの方が登録するでしょう。

 

結果何やっても影響力のある媒体を一瞬で作れてしまうといえます。

 

こう考えると分かりやすいですね。ブログもアクセスが稼げ、軌道に載せためには、「順番を意識する必要がある」ということです。

 

個人・企業問わず専門家であること

 

が重要ということです。あなたは何の専門家ですか。専門家として何を発信できますか。

 

先程のツイッターの投稿にしろ、冨樫さんの3日で200万フォロワーにしろ、よーいどんでスタートをしていると見えても、実はその前から仕込みはスタートしているのです。

 

スタートの前からコツコツと積み上げてきた人は、よーいどんで結果が出るのが早い。そして、その逆の「よーいどんからスタートした人」は結果が出るのに時間がかかり、途中で挫折してしまうのです。

 

発信する前に、あなたの発信する内容でどういう人を幸せにできるのかを一度考えてみてください。そして、まだまだ足りないと感じれば専門性を身につけることが大事です。

 

こう考えると今まで横流し(仕入れて販売)していた販売代理店などは、ユーザーに刺さるコンテンツが無いのでますます力を失い、自ら製品の開発、製造しているところがインターネットでも影響力を付けてくると考えられます。

 

 

ラブレターは誰のために書くの?

 

 

では、既に専門家として特定ジャンルで結果や知名度がある場合は、どのようにして検索順位の高い記事を作成できるのか。

 

そもそも、圧倒的な知名度があればSEO対策にこだわらなくても指名ワードでの検索やご自身のSNSから流入が見込めます。

 

しかし、まだそのような状態にない方はご自身が身につけられたスキルや培われた経験を元に記事を作成してアクセスを集める必要があります。

 

お伺いします。

 

情報を発しすることで「誰に影響を与え、助けたいのですか」

 

先程のニキビの話しで言えば、30代の大人ニキビに悩んでいる人に向けた記事を書くのか、それとも思春期で周りの友達の目が気になり綺麗な肌になりたいと悩んでいる学生に向けて書くのかで、響く言葉、内容が違ってきます。

 

たとえば、30代になるとある程度美容に回せるお金もあり、お金をかけた対策方法でも響くと思いますが、お金に制限のある学生には響かないでしょう。プチプラや自宅にあるもので対策ができれば、今すぐにでも試したいと行動を移すはずです。

 

記事を作成する上で、この「誰に」を明確することで、刺さる記事が書けるようになります。

 

 

「1記事1キーワード」では、深みがでない

 

 

ターゲットが明確になり、さて記事を作成しようとしたときに、1記事1キーワードで作成すると浅い内容になってしまうので、注意してください。

 

またニキビのジャンルでお話すると、関連ワードの中に「口周り ニキビ」というキーワードがありました。

 

このワードで記事を書くとたとえば、

 

 ・口周りのニキビの原因

 ・対策方法(治療・薬)

 

1つのキーワードから推測するとユーザーが求めているのは上記の内容だとざっくり思いつきます。

 

原因を解説して、その対策方法を提示しているので一見良さそうに見えますが、おそらくこの内容でユーザーは満足できないでしょう。

 

もう少し「口周り ニキビ」で調べてみると、このようなワードが出てきました。

 

「口周り ニキビ 急に」

「口周り ニキビ 胃腸」

「口周り ニキビ 男」

「口周り ニキビ マスク」

「口周り ニキビ 意味」

「口周り ニキビ 原因 男」

「口周り ニキビ 繰り返す」

「口周り ニキビ 治らない」

「生理前 口周り ニキビ」

「口周り ニキビ 胃腸 薬」

「マスク 口周り ニキビ」

「口周り ニキビ 跡」

「口周り ニキビ 占い」

「口周り ニキビ スピリチュアル」

 

まだまだ関連ワードはありますが、ざっとピックアップしただけでこれだけあります。さて、深く見ていきましょう。

 

「口周りのニキビの原因」の項目で一般的な原因として食生活の悪化、寝不足、洗顔方法によるものと考えられますが、ユーザーが知りたい原因は、

 

 ・マスクによるニキビの発生

 ・生理前のニキビ発生

 

の原因について知りたい。そして、「男性」のワードもありますし、「急にでき始めた原因」「繰り返し発生原因」と様々な状況で発生しているのが分かります。

 

1つのワードを見て判断すると、ありきたりな内容を書き進めてしまいますが、複数のワードを基に構成を考えると、

 

 

 ●口周りのニキビの原因

  ・マスクによる原因

  ・生理前による原因

  ・急に発生した原因

  ・繰り返し発生した原因

 ●それぞれの対策と治療方法

 

 

というような内容が考えられます。1つのキーワードよりも口周りのニキビについて具体的な内容になり、より専門的になったのではないでしょうか。

 

僕が意識しているのは、このような関連ワードのグルーピングによる記事を作成し、幅と深みを出すことで、読み手の満足度を上げることをしています。

 

あなたが発信するジャンルでもユーザーが知りたい内容(キーワード)は多数あります。抽出したキーワードを眺め、グルーピングできないかを執筆前に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

SEOを始めた方が気になる項目について解説

 

 

いくつか気になった項目についてピックアップして回答してみます。

 

・文字数はどのくらいが良いのか?

これは僕の経験上での話ですが、文字数はあまり気にしなくてもいいと感じています。というのも、2000文字程度の記事が1位に表示されたり、テストで3万文字以上の記事を書いても2ページ目にすら表示されないことがありました。

 

結局はターゲットに対して過不足無く伝えることが大事で、目安としては現在上位表示されている記事の文字数を参考にすると良いと思います。

 

また、文字数を増やすことを目的にせず、ユーザーが知りたい内容をしっかり伝えた結果、文字数が●●●●文字になったというように「文字数」については考えてみてください。

 

SEO対策をサポートしてくれる拡張機能はありますか。

ブラウザ(クロームファイヤーフォックスなど)には便利な拡張機能があります。

たとえば、先程の文字数調査をするときには、いちいちコピペして文字数カウントのサイトで調べなくても「かんたん文字数カウント」という拡張機能があります。

 

かんたん文字数カウント

https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%93%E6%96%87%E5%AD%97%E6%95%B0%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88/lmmephjlhfdnijfigajbmemendbfhnha?hl=ja

 

僕は普段から使用していて、調べたい記事全文を選択して右クリックすることで文字数が簡単に分かります。

 

上位サイトをこの拡張機能で調べています。

 

また、対象ページのタイトルを調べたいときがあります。記事であれば、記事タイトルをみればわかりますが、TOPページやカテゴリ、LPなどはページタイトルが表示されていなく、いちいちソースを開いて確認しなければいけません。

 

右クリックのソースを選択してソースをみるだけなので、あまり手間はかかりませんが

「show title tag」という拡張機能を追加すると、ページ右下にタイトルタグが表示されるので、一瞬で確認することができます。

 

show title tag

https://chrome.google.com/webstore/detail/show-title-tag/pkbffbhglicfngmppdlpmpblfgnkdgio?hl=ja

 

タイトルにどのキーワードが入っているかは今も昔も重要度が高いためライバルのタイトルは日々確認することが大事となります。

 

・意識する媒体(PC、スマホタブレット)

昔はPC表示のみを意識して対策をしていましたが、今やメディアのアクセス割合は7割がスマホに変わっています。必然的にスマホファーストになります。

 

PCで原稿を書くと一文が3行から4行になるのが当たり前ですが、そのままワードプレスなどに登録し、スマホで見ると8行以上のとても見にくい文章になります。

 

一文の長さやフォントサイズ、画像の大きさなどをスマホ目線で構築する必要があります。決してPC目線で考えないことです。

 

また、フォントサイズなどの目安はターゲットが良く使うサイトに合わせるといいです。例えば、40代男性の場合Yahooニュースを普段から見ている可能性が高いと予想できます。

 

その場合は、Yahooニュースの一文の長さやフォントサイズにすると、あなたのサイトに訪れた際も違和感なく見ることができるでしょう。

 

・ブラッシュアップに無料ツール(GA、サチコ、ラッコ)を活用

僕がSEO対策をするときに「記事を投稿してからがスタート」というマインドセットで日々運用していますが、それほどリライトやリライトに必要な情報を収集する解析が検索順位を上げるために大切になります。

 

一般的にSEO対策で使用されている無料解析ツールとして、Googleアナリティクス、Search Console(サーチコンソール)、キーワード調査にはラッコキーワードがよく使われます。

 

僕自信もアナリティクスやSearch Consoleは毎日見て日々の変化を把握しています。このGoogleアナリティクスがなぜ良いのかというと無料なのに機能が充実していることです。

 

記事のPV数から直帰率・離脱率、滞在時間まで確認ができますし、少しタグを追加すれば、バナーをクリックした数まで把握できます。

 

使い方としては、特定の記事のアクセス数を把握してその中に設置しているバナーのクリック数が出されば、クリック率がわかります。

 

それが商品ページへの誘導であれば、誘導数を増やすために何が必要なのかが分かってきますよね。PVを増やす対策をするのか、PV数はそのままでクリック率を向上させるのか。などなど。

 

そういう判断をアナリティクスにて行うことができます。

 

Search Consoleというのは、Google(検索エンジン)の検索状況が分かるツールで、対象記事の順位、クリック数、クリック率、検索での表示回数の推移が分かります。

 

ようは、いきなりアクセスが増えた記事があれば、サーチコンソールを見ることで「どのワード」から急激に増えたのかが分かります。

 

そして、順位が向上したからなのか、クリック率が向上したからなのか、または表示回数が増えた(市場が活発になった)なのかが分かります。

 

とても便利なツールが無料で使用できますので、今からSEO対策を始める方は合わせて登録をしておくといいでしょう。

 

ラッコキーワード(https://related-keywords.com/)というのは、キーワードを調べるときに活用するツールです。先ほどのニキビの事例を出しましたが、なぜ、「口周りのニキビ」の内容を知りたいのか把握できたのかというと、ラッコキーワードなどのツールを活用したからです。

 

たとえば、このように抽出されます。

 

 

キーワードのボリューム数は無料版では確認できませんが、有料版から見れるようになるので、ボリュームの多いワードを基に記事の構成を考えることができます。

 

・リライト時に活躍するヒートマップ

アナリティクスの話が先程でましたが、記事の改善をするにあたり目的(ゴール)を持って見ます。

 

多くの場合、アクセスを増やすことがゴールではなく、提供するサービスや商品を購入していただくためにSEO対策をしてアクセスを増やしていると思います。

 

では、先程の商品ページへの誘導を増やすためにPV数を伸ばす対策をして2倍、3倍に増えたとします。しかし、バナーをクリックしている人はそこまで変わりませんでした。

 

そういうときにサイトに訪れたユーザーの行動を視覚的に把握することで解決策が思いつくことがあります。そこで、活躍するのがヒートマップです。

 

ヒートマップというのはユーザーが何処まで読み、離脱したのか。またはどの部分を重点的に読んでいるのかを、色で表してくれるものです。

 

 

たとえば、ある部分は全く読まれていないのが分かり、そこで離脱している率が高ければユーザーニーズとズレがあると分かります。

 

そういう部分をヒートマップにて改善をしていく必要があります。

 

クリックをされていないのは、もしかしたら冒頭で大半が離脱している可能性がありますし、最後まで読んでいる人が多いのにクリックをしていない場合はバナーデザインに問題があるかもしれません。

 

アナリティクスの数値だけでは分からない対策案がヒートマップでは分かるようになりますので、アクセスが集まり出したタイミングで導入するとリライトの幅が広がります。

 

 

SEO対策の始め方まとめ

 

 

今回は「SEOを始めるために必要なこと」というよりは、記事作成をしていくために必要なことについて経験談を基に解説しました。

 

「誰が」書いた記事なのか。

「誰に」向けての記事なのか。

 

を意識して記事を執筆してみてください。そして、「記事を投稿してからがスタート」というマインドセットを持ち、アナリティクスやサーチコンソールで収集したユーザーの行動を把握して、更にユーザーの悩みを解決する記事にブラッシュアップしてください。

 

そのような記事が1記事、1記事増えてくることで信用できるサイトに変わっていきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

 

SEO初心者が117倍アクセスを増やした対策のやり方

この記事を作成するにあたり、構成を考えるためキーワード調査を行っていると「SEO初心者」「seo対策 何をする」というワードに目が止まり、10年前、ネットショップ公式サイトの店長に抜擢されたが、モール店舗と違い何をしていいか分からず当時の上司に相談をしたことを思い出しました。

 

公式サイトは、モールの企画に頼れないため、自分自身でどうにかするしかありません。

 

何はともあれ、お客さんが来なければ商品は売れないですし、解析によるサイト改善もできないので、集客に力を入れることにしました。

 

そこで出会ったのがSEO対策です。

 

今では10年以上の経歴はありますが当時は右も左も分からない、いちEC担当者だったので手探りで進めていき、記事を書いてもアクセスが集まらないことや、検索上位になっても突然圏外に飛ばされアクセスが全く集まらないときもありました。

 

ただ、コツコツとSEO対策をしてきて今では、Google検索から117倍アクセスを増やすサイトに成長させました。また、別のサイトでも同じような方法でアクセスを順調に増やしています。

 

 

僕も分かります。

SEO対策の初心者は、「検索対策は何をやっていいかわからない」と悩み、あれもこれも手当たり次第してしまい、泥沼にはまることがあります。

 

実際は「SEO対策は何のためにあるのか?」を考えて動けば、やることは明確になり、コツコツ積み重ねることで自然とあなたのサイトにお客さんが集まるようになります。

 

まず、SEO対策にはどのような種類があるのか解説します。

 

タイトルや説明文、内部リンクなど対策を行う「内部対策」と外部からのリンクを獲得するなどの「外部対策」。そして、お客さんにサイトを知っていただくためのキッカケとなる記事作成(コンテンツ作成)に大きく分けられます。

 

今回は、その中でも僕が重要視している「記事作成」によるSEO対策に焦点をあて、初心者でも数日後には検索上位に表示させるレベルの記事が書けるコツをお伝えします。

 

 

 

「なるほど!」と思う情報発信をすること

 

 

僕が検索から117倍という結果を残せた最大の理由は、記事に関連キーワードを詰め込んだり、長文記事を書いてたくさんキーワードを入れたからではなく、ユーザーが記事を読んで「なるほど!!」と1つでも発見できる記事を書き続けたからだと思っています。

 

Googleは「Googleが掲げる10の真実」というのを会社設立の数年後に掲げています。他企業に置き換えると行動指針のようなものでしょうか。何をするにも10の事実に照らし合わせ行動していると言えます。

 

詳細はこちらをご確認ください。

https://about.google/philosophy/?hl=ja

 

 

この中で語られている内容(これから紹介する)からもGoogleがユーザーを如何に大切にしているかを汲み取ることができます。

 

Googleが掲げる10の真実(一部引用)」

 

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

 

 4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRankアルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRankアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。”

 

Googleの行動指針からも分かるように、Googleを活用して情報を発信するすべての人にも「ユーザー目線」を求めており、Googleとしては様々な技術を駆使して、ユーザーの為になる記事が上位にくるように日々改善を行っているということになります。

 

下手なテクニックに走った記事を書くのではなく、ユーザーのために書くことで反応が取れる記事がかけるようになります。

 

 

ユーザーに役立つ記事の作成手順と項目について

 

 

ユーザーを満足させる記事には、どのような要素が入っているのでしょうか。僕が今まで何百という記事作成&監修してきて感じるのは大きく分け3つのことです。

 

  1. ユーザーの役に立ちたいというマインドセットで書かれている
  2. 独自性があり&論理立てて解説している
  3. アナリティクスなどの解析ツールで確認できる数字類が良好

 

この3つが揃った記事は比較的に検索上位に入る傾向があります。一つずつ解説します。

 

 

1. ユーザーの役に立ちたいというマインドセットで書かれている

 

一般的に知名度はありませんが、ネット界隈のマーケティングやコピーライティングの世界で圧倒的に指示されている方がいらっしゃいます。

 

僕もその方たちの教材を購入して新しい考え方や知識を教わることが多いのですが、長年高額な収益を安定的に挙げ、ユーザー満足度の高い商品を次から次へ提供している、いわゆる「本物」の方たちに共通して言えることは、何をするにも「マインドセット」から入っていることです。

 

商品の開発、セールスレターやメルマガの作成などすべてマインドセットを整えてから行動に移しています。なぜ、マインドセットが大事なのでしょうか。

 

それは、基礎・土台であり木でいう幹にあたるからです。

 

例えば、ニキビで悩む高校生を一人でも救いたいというマインドセットを持った皮膚科医と年商1億を達成したいと常日頃から考えて経営している皮膚科医がいるとします。

 

二人の皮膚科医が1年以上ニキビで悩んでいる高校生に対してどのような対応をしたのか考えてみましょう。

 

前者(一人でも救いたいマインドセット)の場合は、おそらく患者さんの状況に耳を傾けできる限り自然に感知する方法を提案するでしょう。食事内容の改善や洗顔方法、皮脂のメカニズムを事細かに伝え、体の内側から改善する方法を提案すると思います。

 

また、診察後も患者のことを気にかけ知り合いの医師に情報を得ようとするかもしれませんし、違うジャンルの視点からニキビに対するアプローチを探し、後日診察に訪れたときに患者の状況を見ながら新たな提案をすると思います。

 

後者(年商1億円のマインドセット)の場合は、如何に売上を上げるかを考えているため、短期間で治る薬を提供し、あたかも改善したかのように見せかけ、継続して薬の使用を促し病院にお金を落とすことを考えると思います。

 ※あくまでも想像です。

 

両極端な二人ですが、同じ皮膚科医にもかかわらず患者に対するマインドセットが異なることで提供するものが180度変わっています。

 

そして、マインドセットの良し悪しに関係なくマインドセットからテクニックやアイディアが生まれるので、良いマインドセットは、更に良い行動に拍車がかかり、悪いマインドセットは相手を無視して独りよがりなことばかりしてしまう。

 

記事作成にあたり、マインドセットが大事というのは、ユーザーの役に立つ記事を作成するというマインドであれば、ユーザーのために様々な視点から考えることができ、読み手が気づかなかった更に深い内容までアプローチすることができるので、結果、高い満足度を与える記事が書けるようになります。

 

今結果を出し続けている人は如何にマインドセットを大事にしているか、わかったのではないでしょうか。

 

 

2.独自性があり&論理立てて解説している

 

これは当たり前のようで意外に皆さんできていません。僕が意識しているのは、そのメディアの強みから生まれた記事を根拠立て解説する記事です。

 

独自性というのは、記事単体で出すものでは無いと思っていて、発信者(人や企業)の時点から独自な存在になる必要があると考えています。

 

最近、料理動画を見ることがあります。

最初にお伝えしておくと子供の時からキユーピー3分クッキングの音楽が聞こえてくると、憂鬱な気分になるほど料理番組が嫌いでした。

 

ただ、大人になり料理番組に興味を持つきっかけとなったのが谷やんの動画なんです。

※大食い番組で有名になられた方で、自身のYou Tubeチャンネルで料理動画を配信しています。

 

 

言葉ではうまく解説できないのが悔しいのですが、谷やんが作るチャーハンの動画は、具材の紹介から、大盛りチャーハンを食べ終わるまで飽きること無く見ることができます。(あの美味しそうにビールを飲む姿も好きで紹介するお酒を何度か試しに購入したことも)

 

しかし、キユーピー3分クッキングは音楽を聞いただけで嫌になります。

 

同じチャーハンの作り方なのに、この差はなんなのでしょうか。

 

 

それが、その人から発する独自性なのでしょう。

 

もちろん、キユーピー3分クッキングを好んで見る方もいらっしゃると思います。その方はその番組の独自性と相性がよく、僕のような人は谷やんの動画内容と相性がいいのです。

 

このように発信者の独自性を出した内容で上位記事と少し違った内容を根拠立てて書くことで、唯一無二の情報発信ができ、そういう内容の記事をGoogleは求めていると感じています。

 

3.アナリティクスなどの解析ツールで確認できる数字類が良好

 

Google、10の真実でも紹介させていただいた中で、記事の評価は200以上のアルゴリズムによりGoogleは解析しています。

 

その中でおそらく、アナリティクスでも数値が確認できる「滞在時間」「直帰率」やサーチコンソールで確認できる「CTR」といった数値が良好であれば、ユーザーの評価が高いと判断され検索順位を上にしていると思われます。

 

項目は公表されていませんが、なぜそれらの項目なのかというと、ユーザーの行動が手にとるように分かるからです。滞在時間が短い記事は、最後まで読まず途中でやめている可能性が高いといえます。

 

また、直帰率が高ければ、途中で読むのをやめて別のサイトに移動しているといえます。

 

逆に滞在時間が長いと最後まで熟読している確率が高く、なおかつ直帰率が低い場合は、サイトに掲載されている関連記事などに遷移したと判断します。なので、滞在時間が長く直帰率が低い記事はユーザーの評価が高いと判断される。

 

このように数値が良好な記事はユーザー評価が高いと言えるでしょう。

 

 

以上の内容をまとめると、

 

ユーザーの役に立ちたいというマインドで

独自性と論理立ててユーザーが納得できる記事、

数字的にも評価の高い場合は、間違いなくユーザーにとって意識の変わる

記事になっているのではないでしょうか。

 

意識が変わるというのは、今までの常識が180度覆され、

良い方向にシフトし行動を促すということです。

 

 

Googleの理念を僕なりに簡単に解釈すれば、『ユーザーの満足度が高い記事を提供すること』であると考えているので、上記で挙げた3つのことを兼ね備えた記事であれば、高い確率で上位に表示されます。

 

自分にどのように当てはめてSEO対策用の記事を作成すればいいのか。

 

僕が記事作成のときに行っているステップです。

少し長いですが、実際に行うことで『ユーザーの知りたい情報』と『書くべき内容』が分かってきます。

 

1.記事を書く前のマインドセット

2.キーワード選定

3.調査

4.記事作成

5.リリース

6.解析

7.リライト

 

です。

 

 

1.記事を書く前のマインドセット

 

先程もお伝えしましたが、書く前のマインドがものすごく大事。あなたも経験あると思いますが、文章を読むとライターがどのような気持ちを込めて書いたのか手にとるようにわかると思います。不思議ですよね。

 

その記事は「俺はお前に読んでもらいたい!」と魂込めて書いた記事なのか、

メディア担当に依頼されて仕方なく書いた知識を詰め込んだ記事なのか、

 

前者の記事は、読み進めることでライターの熱が伝わり自分自身の心が熱くなり、すごく充実感に満ち溢れた気持ちになりますが、後者の記事は何も心に響かないです。

 

相手に気持ちが伝わってしまうからこそ、あなたのメディアはユーザーにどのようになって欲しいのかを今一度考え、決めたらその想いで執筆をしてください。

 

僕も外部ライターに依頼する際は、必ず読み手のユーザーを助けたい!役に立つ記事にしたいと思いながら書いて下さいと伝えているのですが、目的はそのような理由からです。

 

2.キーワード選定

SEO対策をする上でもっとも大事なのは、ユーザーが知りたいキーワードを把握することです。たとえば、「ニキビ」というビッグキーワードがあります。

 

その関連ワードに「おでこ ニキビ」のワードがあります。これを見ただけで、ユーザーが何を求めているのか当事者でない限りわかりませんよね。ただ、このキーワードをグルーピングして深掘りすると背景が手にとるように分かります。

 

このようにグルーピングしてみました。

 

「おでこ ニキビ」

「おでこ ニキビ 原因」

「おでこ ニキビ 意味」

「ニキビ おでこ」

「30代 おでこ ニキビ」

「40代 ニキビ おでこ」

 

 

キーワードを眺めてみてください。僕は眺めていて、こういう内容を考えました。

 

―――

・おでこにニキビができる人とできない人の違い?

・30代と40代で出来るおでこニキビの違い?

・『年齢別』おでこニキビ解消方法と日々の予防方法

・うんちく:おでこにニキビが示す意味とは?ニキビ占い

―――

 

対象者が一番知りたいのは、「なぜ、ニキビが増えているのかという原因」で、最初の見出しにしてみました。普通に原因について書くよりは「できる人」と「できない人」を比較しながら原因について語ることで、よりイメージが湧くと判断しました。

 

そして、次に「30代」と「40代」に出来る方が一定数気にしているとのことで、その年代にスポットを当てた内容にしています。

 

その後にワードではありませんでしたが、必ず知りたいであろう対策方法と予防方法について触れています。

 

最後に「おでこ ニキビ 意味」について調べてみるとニキビ占いというのが1位に来ていました。ニキビが出来たタイミングで、できた意味を調べる人が一定数いらっしゃるということで、このようなワードがツールでひっかかってきたのでしょう。

 

なので、おまけという位置づけで最後に付けてみました。

 

ざっくりな調査でしたが、いかがでしょうか。「おでこ ニキビ」と調べた方が知りたい内容になっているのではないでしょうか。

 

この作業をするだけでも、どのような内容に反応あるか分かると思いますが、更に明確にするため調査を行います。

 

 

3.調査

調査は本当に大事。調査の量と精度で書く内容が変わるほど、調査は大事です。また、ニキビのワードを例にお伝えすると。

 

先程、キーワードのグルーピングをしました。この段階ではこういう項目について知りたいんだろうな、というのがぼんやりと思い浮かぶと思います。

 

この状態でも記事を書くことはできますが、ニーズに沿った的確な記事になるかというと、難しいです。

 

たとえば、先程も出たワード。

 

「おでこ ニキビ 意味」

 

このワードからのみ推測すると「おでこに出来る理由」と考えられます。

 

もう一度Googleの理念を思い出してください。

 

Googleは200以上のアルゴリズムからユーザーに役立つ記事を上位に表示してユーザー満足度を高めようとしています。

 

ということは、今現在上位に表示されている記事は=ユーザーが最も満足する記事の可能性が高いので、上位表示されているライバルのサイトをみるようにします。

 

複数の記事をみることで、今現時点の対象キーワードでのユーザーが求めているものが明確になります。これにより、「出来る理由」か「ニキビ占い」のどちらを知りたいのかが分かるようになります。(1位がニキビ占いだったのでニーズはそちらにあると判断して追加しています)

 

一つの方法としてライバル記事の確認を挙げましたが、こういう調査を繰り返し行うことで、何を求めているのかを明確にすることが大事です。

 

僕の場合は執筆に当てる時間よりも、調査のほうが圧倒的に時間をかけていて、調査で調べた内容をもとに記事を構成しているので、記事を書くときはスムーズに進みます。

 

そして、記事のコンセプトが決まり、周りの記事とは少し違った切り口の記事がかけるようになります。

 

 

4.記事作成

 

先程行った調査内容を基に記事の構成を考え落とし込んでいきます。

 

5.リリース

 

ターゲットが求める内容を理由や根拠も語りながら、相手が納得できる文章であれば公開を行います。

 

6.解析

 

僕がSEO対策をする上で、「これは外せない!」というマインドセットがあります。

 

 

「記事は投稿してからがスタート」

 

 

多くの方は記事投稿がゴールと考えてしまい、投稿しては次の記事。また投稿しては次の記事という流れで一向に立ち止まって後ろを見ようとしません。もちろん次から次に新規記事を作成することは間違っていません。

 

最初の段階は質よりも圧倒的に記事の量が必要となりますので、どんどん執筆することが大事です。

 

しかし、ある程記事を増やしたら、一旦立ち止まって過去に執筆した記事を見直す必要があります。なぜなら、アクセスが来ているのか、来ていれば何処から流入しているのか、検索からの流入が多ければ、順位はどうなっているのかというのをまずは調べる必要があります。

 

ライバル記事と比較して、現時点のあなたの記事力が分かるようになり、まだまだ順位が低い状況であれば、解析データを基にリライトを考えます。

 

 

7.リライト

 

解析ではアナリティクスやサーチコンソール、ヒートマップなどを使用して数量的、視覚的にも記事を分析できると、より正確なユーザー行動が分かるようになります。

 

このワードでもう少し上位が狙えそうだな。

この部分は読まれているけど、導入での離脱が高いという情報が分かれば、伸ばせるところ、改善する所のテコ入れを行い、再リリースします。

 

そして、またデータが溜まれば解析を行い、リライト案を考える。

この繰り返しで順位を上げていきます。

 

 

 

以上が、普段から行っているステップです。

この流れで書かれた記事は、間違いなく記事の質は上がり続けます。

 

その結果、ユーザーの滞在時間の向上、他サイト記事への遷移率の低下がおき、家族、友人などに記事をシェアする可能性も高くなります。

 

SNSや記事などで取り上げられることが増え、最終的にはGoogleの記事への評価が高くなり、検索順位が上がるのです。

 

このような記事が定期的に増えていけばドメインパワーも間違いなく向上するので長期的にアクセスが集まるサイトになります。

 

 

記事作成に置いての注意点

 

ここまで読み進められ記事作成にあたり、如何にユーザー視点が重要か理解できたと思います。理解した上で、記事作成での注意点をお伝えします。

 

1.独りよがりな記事にならないこと

 

Googleは巨大なQ&Aサイトであることから、ユーザーの悩みや不安を解決できるサイトや記事を私ども発信者に求めています。だからこそ、徹底的にユーザー調査をして、何に悩んでいて、どのような事をあなたに求めているのかを調べる事が大事です。

 

絶対に自分たちの商品を売りたいがために、「この商品は凄いですから買ってください」「ライバルの商品は問題が多いので買わないでください」と言った誰も特をしない独りよがりな記事の発信だけは控えてください。

 

2.キーワード選定は大事だが執着しないこと

 

「キーワード出現率」という言葉を聞いたことありますか。たとえば、記事中に「ニキビ 治す」というワードの出現率を●●%にすると順位が上がると言われたことから、記事作成時に気にする方がいらっしゃいます。

 

僕自信も記事を多数執筆してきましたが、このキーワードを意識して記事を書いてしまうとぎこちなく、口に出すと違和感を覚える記事になりがちです。

 

ということは、ユーザーも読んでいて頭に入らず、あなたが伝えたい事がうまく伝わらない可能性がでてきます。

 

たとえば、キーワードを意識した一文を書いてみました。

 

―――

ニキビを治す方法は、ニキビに刺激を与えず、洗顔後には、適切なニキビケアをすることがニキビを治すために必要なことです。

―――

 

たった2行の文章で「ニキビ」のワードを4回も使用しています。このようなキーワードを詰め込んだ会話をすると、聞きにくいですし、長文になればなるほど理解するのが難しくなります。

 

以下伝わりやすいように編集をしてみました。

 

―――

ニキビを治すには、刺激を与えず、洗顔後に適切なケアをすることで炎症を抑えることができます。

―――

 

これで十分に伝わる文章になったのではないでしょうか。

 

「ニキビに刺激」⇒「刺激」のみ

「ニキビケア」 ⇒ 「ケア」のみ

「ニキビを治すために」 ⇒「炎症を抑える」

 

キーワードを入れるのも大事ですが最低限に抑え、ユーザーが読みやすい文章を心がけるようにすることが、大事と感じています。

 

最後にもう一度「記事は公開してからスタート」

 

最後にもう一度これだけは忘れないでほしいので再度お伝えします。SEO対策のマインドセットの一つに入れてください。

 

「記事は公開してからスタート」です。

 

しっかり調査をした記事ではありますが、的を得た内容になっているかといえば、正直わかりません。というのも、公開をして実際にユーザーが記事に訪れてから分かることのほうが圧倒的に多いからです。

 

先程も挙げた、グーグルアナリティクスでの滞在時間や直帰率の指標もユーザー満足度を判断する指標の一つとも言えますし、ヒートマップを活用してユーザー行動を視覚的に確認するのもそうです。

 

記事公開して、ある程度アクセスが集まったところで一旦現状での記事の評価を行うようにしてください。そしてあらゆる指標を基にユーザーが求めている内容になっているかを確認して、微調整をするようにしてください。

 

この繰り返しで少しずつですが、良い記事(満足度の高い)に仕上がっていきます。ぜひ、今回の記事を見て少しでも共感できる部分があれば、あなたのSEO対策に取り入れてみてください。

 

SEO対策は無駄なのか。 ネットショップ、不動産のSEO対策に価値はあるのか。

松嶋俊です。

(松嶋俊 SEO対策 アナリティクス解析さんのプロフィール | ココナラ 

 

 

SEO対策をしてもなかなか効果がでないから、費用対効果が悪い。

電話や飛び込み営業、広告をかけたほうが効率的にアクセスを集められる。

 

私が過去に思っていたことです。また、You Tubeが流行りだしたときには、

 

今はYou Tubeデビューしてファン作りをすれば、

何でも売れるようになるから、You Tuber、もしくはティックトッカーで

影響力を付けることが優先順位高いでしょう。

 

バズらせよう。

 

バズらせるには、興味を引く動画が大事だから●●やってみた!の動画を撮影しよう。

 

このような事を社内で自信満々に話したこともありました。結果、そういうことは一切せずに10年以上SEO対策を続けています。

 

してきて感じるのは、一見効率的ではないと思われるSEO対策ですが、私としては、SEO対策ほど効率的なものはないと思っています。

 

その理由。また、なぜ、SEO対策が無駄と感じるネットショップ担当者や不動産などのSEO担当者がいるのかについても解説していきます。

 

 

SEO対策が効果的な理由

 

 

なぜ、SEO対策が効果的なのか実体験を踏まえてお伝えします。まず、

 

・自分たち(お店)が伝えたいことを伝えられる。

 

たとえば、美味しいパスタの作り方を研究に研究を重ね生み出したとしましょう。誰かに伝えたいと、SNSで発信しても様々な問題で伝えることは難しいです。

 

文字数の制限。

知り合い内でしか広まらない仕様。

画像がメインで文字は補助的な仕様。

 

など。

 

SEOは基本、テキストベースで作成します。文字数に限りがないのでユーザーが興味を示す内容を踏まえながら、あなたが伝えたい美味しいパスタの作り方を伝えることができます。

 

独自性があり、ユーザー満足度の高い内容とGoogleが判断した場合、あなたの記事は、毎日検索からアクセスが流れ込み、その中の何割かがあなたの作り方に共感を示してくれるようになります。

 

ちなみに、相思相愛になりたい方に対して伝えることができるというのが味噌です。

 

・相手の心を閉じた状態から徐々に心を開かせることができる

 

これも記事の良いところです。

僕もそうですが、初めてアクセスしたサイトは基本的に疑って見る傾向があります。

 

「誰が書いた記事なの?」「信用できるの?」と。

 

ただ、タイトル、導入部、見出しで気にある内容が書かれていて、ついつい読み進めていき、発言に対してもしっかり根拠と証拠が載せられていて「確かにそうだよな」と信用するようになってきます。(最近ではインフルエンザのかかる人、かからない人の記事を読み思わず、シェアしてしまいました)

 

そこにあなたが気になる内容や興味のある内容が書かれていたら、そして、あなたも共感してしまう想いや理念が書かれていたら、信用してしまいますよね。

 

記事の執筆者のことを信じ、結果心を開かせることができるのです。

 

おそらく、経験をされたことがあるでしょう。

 

・愛着をもってもらえるようになる

 

上記のような記事を何本も読むに連れて、「この人好きかも」「またこの人の記事が読みたい」と愛着が湧いてきて、同じジャンルのサイトの中でも、その執筆者のサイトを真っ先に読んでしまうほど好きにさせることができる。

 

ブックマークされているサイトも有るのかと思います。

 

SEO対策を行い、記事が上位に表示されることで上記のプロセスを24時間休まず、さらには自動的に行なってくれるのです。

 

誰彼構わず電話営業、飛び込み営業をして、相手にされず公園のベンチで「なんで俺はダメなだろう」と悩み、それでも何度も何度も同じことを繰り返す、そんなことはSEO対策をしっかりすれば、しなくてもいいのです。

 

10年以上SEO対策をしてきた結果、SEO対策は無駄ではないと感じています。(もちろん意味のないSEO対策の繰り返しであれば無駄であり、今すぐ違う集客方法を考えたほうが賢明です)

 

 

今の時代、これらのSEO対策では上位表示は難しい

 

 

楽天やヤフーショッピングなどのモールである程度売れてきたら、利益率の高い公式サイトブランドを確立して販売数を増やしたいと担当であれば、思いますよね。

 

広告以外のアクセス数を増やすには、必ずGoogle SEOに行き着きます。ただ、初めてSEO対策をする方でよくありがちな対策方法がありますが、これだけでは上位表示は難しいと感じます。

 

 

・サイト全体をテキストコーディング

 

Googleは画像を認識しない(現在は認識されていると言われています)ことから、サイト全体をテキストコーディングすることが常套手段です。

 

もちろんテキストコーディングは行ったほうがいいですが、基本的に何処のサイトでも行っている対策です。テキストコーディングをしたからといって他サイトとより頭一つ抜き出るわけではありません。

 

最低限しておかなければ行けない、対策と言えます。

 

 

・とりあえず、日常のことを記事にして更新する

 

レンタルカートには、フリーページがいくつか備えられていて、好きに活用することができます。SEO対策をするにあたり一般的にワードプレスでブログを構築しますが、成功するか分からない施策に費用をかけたくないのがほとんどでしょう。

 

試された方は分かると思いますが、デザインがチープになり、個人ブログのような見栄えになることがあります。

 

また、内容も日常の出来事やキャンペーンのお知らせに偏り、ユーザーにとって役に立つ記事とは程遠い内容を更新してしまう。

 

 

なぜ、これでは上位表示されないのか。

その答えは、Googleをこう考えてみると納得できます。

 

Google=巨大なQ&Aサイト」

 

検索ボックスでキーワードを打ち込むときにいつも何と入れていますか。

 

大半が、何かについての質問ですよね。そして、あなたがGoogleに求めるのは、質問に対しするアンサー記事であり、それも、解決できる適切な記事を求めていますよね。

 

あなたの自社サイトを一度見渡していただき、こう問いかけてみてください。

 

「掲載している記事は、ユーザーの役に立っているのか?」

 

日常のことやキャンペーンに付いての記事をメインに投稿している場合は、あなたのお客さんとなる層の方に役に立っているのでしょうか。もし、役に立っていなければ、いくら念じても上位表示することはありません。

 

なぜなら、質問に対して適切な記事を表示するためにGoogleには200以上のアルゴリズムを基に分析をしています。

 

Googleの理念に沿っていない記事は間違いなく上位に表示されることはなく、更には昨今の動きをみると記事の登録(インデックス登録)すらされない可能性があります。

 

SEO対策が無駄とおっしゃる方たちは、記事を更新しても一向に1ページ目に表示されず、アクセスが増えないことが要因として挙げられますが、それは上記の大きな理由でしょう。

 

僕自身が身をもって体験をしてきています。

 

今行っているGoogleの理念を基に、なおかつGoogleはどのようなサービスを提供しているのかを踏まえたSEO対策をするとGoogleアルゴリズムに好かれ、自然とアクセスが集まってきます。

 

これはある企業のSEO担当者になりブログ開設4ヶ月後の状況です。(2月にワードプレス構築が始まり、4月に溜まっていた記事を公開)

 



ニッチ商品を販売しているネットショップにワードプレスを導入してコンテンツマーケティングを展開していったときの結果です。

 

よくEC関係のカンファレンスで別のECサイトの担当と話をすると「よくそんなニッチ商品が売れますね」と驚かれるほどの商材ですが、表示回数を見ても1日20,000インプレッションほどまで成長することができました。

 

 

効果的なSEO対策とは

 

 

自分でSEO対策される人、中小企業のネットショップ担当者、大企業、または初めてSEO対策をされる場合でも長年SEO対策をされているサイトでも皆同じでまずはGoogleの理念を把握することが一番の近道です。

 

コンテンツというのは、どういったものでなければいけないのか。

どういうコンテンツが評価されるのか。

 

たとえば、GoogleSEOガイドラインにはこのようなことが書かれています。

 

Google や他のほとんどの検索エンジンでは、リンクによって評判を判断しています。Google 検索結果におけるサイトの掲載順位は、そのサイトにリンクしている他のサイトの分析によっても影響を受けます。リンクに基づく分析はサイトの価値を測定する効果的な方法で、これによりウェブ検索の品質が大幅に向上しました。リンクの量に加え、より重要な点として品質が評価の対象となります。」

 

とあるように他サイトであなたのサイトや記事を紹介(リンク)していると、それは評価に繋がりあなたのサイトに価値が生まれます。

 

また、紹介しているサイトが信用されているサイト(たとえば、公的期間やウィキペディアなど)であれば、なおさら信用度が高くなるということです。

 

しかし、このことについても触れています。

 

「しかし、一部の SEO やウェブサイトの所有者は、リンクの品質、ソース、自分のサイトに与える長期的な影響を無視して、PageRank を転送するリンクの売買を行っています。PageRank を転送するリンクの売買は、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に対する違反となり、検索結果におけるサイトのランキングに悪影響を与える可能性があります。」

 

他サイトで紹介されても、それが購入したサイトからのリンクであれば評価されることはなく逆に違反となりペナルティとなることになるとも書いてあります。

 

この2つの内容からでも目指すべき記事の方向性がわかりますよね。

 

 

Googleは巨大なQ&Aサイト

 

 

あなたが販売している商品・サービスを欲しているユーザーが感じている悩み、不満を解決し、今までの考え方や行動(良い方向に向かう)が180度変わるくらい影響を与えるコンテンツを配信することです。

 

そのために必要なことは3つです。

 

1つ目:ターゲットを明確にしましょう。

 

響くコンテンツを作成するときに、誰に読ませたいかを明確にすることが大事です。

 

例えば、あなたがスポーツシューズを販売しているとします。あなたのお店と相思相愛になれるのは、ランニングをこれから始めようとスポーツシューズをネットで調べている人ですよね。

 

間違っても、先日購入したスーツに合う革靴を探している営業マンではありません。コンテンツ記事を作成するときも、その記事は誰に向けての記事なのかを明確にすることが大事です。

 

2つ目:記事を制作する前に調査を入念にしましょう

 

少し例を変えてみましょう。例えば、あなたが夢中になっている人がいます。10日後が誕生と知ったときに、何をしてあげたいと思いますか。

 

プレゼントですか。旅行に連れていきますか。

または、0時ちょうどに「おめでとう」と伝えますか。

それとも、一日ずっと一緒過ごしますか。

 

これは、人によって差が出てくると思います。

言葉で「おめでとう」と伝えられると喜ぶのか、それともプレゼントで喜ぶのか、

一緒の時間を過ごすと喜ぶのか。

 

人には必ずタイプが存在するので、異なった行動を取ると嫌がられるし、正しい行動を取ると喜んでもらえます。

 

記事を書くときも、「誰に」が書く記事が決まったら、「どのような内容」が心に刺さるのかを調査することで、的を得た内容がかけるようになります。

 

3つ目:相手が納得する文章を書きましょう。

 

たとえば、結婚式に参列する3日前にニキビができて今すぐ直したと悩んでいたとします。

 

Googleで「ニキビ 治す」と検索して1位に「3日で簡単にニキビが治る方法」という記事を発見して迷わずクリックをすると思います。

 

導入部分や目次に目を通すと「私の悩み解決できるかも」と期待を感じ読み進めてみると「ニキビを治すには洗顔をしないことです。今から3日間朝晩の洗顔をしないでください。そうすれば3日後にはニキビがなくなっています」という内容の記事だったらどう感じるでしょうか。

 

胡散臭いと思いますよね。

そして、信用できず違うサイトの記事を探しにいくと思います。

 

このように何かを主張したときに、理由と根拠となるデータなどが無い主張のみの記事では信用されないということです。

 

注意点

 

記事を作成するに当たり、もう一度注意点を確認しておきましょう。

 

・無意味な情報を発信している

 

冒頭でもお伝えしましたよね。

とりあえず更新の為に書いた記事や社内で強制的に言われた内容を嫌々引き受け、読み手のことを考えず、日常の出来事と絡めた相手からしたらどうでもいいような内容の記事。

 

そのような記事を定期的に更新している場合は、間違いなくSEO対策の観点からは無駄なことを繰り返していますので、今すぐ正しいやり方で対策をすることをおすすめします。

 

 

今まで思いつきで書いていた記事からSEO対策に適したやり方に変えることで、最初は手間がかかるなと感じるかもしれません。また、なかなか結果がでないからやっぱり効率が良くないと思うかもしれません。

 

徐々になれていくしか方法はありません。

 

アクセスが少ないサイトはGoogleクローラーの回る頻度が少ないため、検索に表示されるのにも時間がかかりますが、時間が経てば必ず表示されますし、少しづつアクセスが増えてくると表示されるまでの期間も短くなっていきます。

 

そこから、あなたの記事を読む方が増え、理念に共感し、提供する商品・サービスを購入する方が増えてくるはずです。

 

あなたが現在20歳であれば、21歳は1年後にきます。どうせ1年後に21歳になるのであれば、その1年を意味有るものにしてみませんか。

 

SEO対策は短期的にみれば、費用対効果は悪いでしょう。

 

構築などに出費がかさみますから。しかし、コツコツ良い記事を投稿していけばリスティング広告では数十万から数百万をかけて集めるアクセスを無料で集めることができます。

 

資産がたまり続けるため長期的に考えればSEO対策は無駄ではなく、売上アップやブランド構築を担ってくれる大切な販促の一つと言えるでしょう。

検索時の表示される「日付」が与える影響はある?

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■問題

 

「記事を公開してからが本番」

 

というマインドセットSEO対策を日々行っていますが、

間違いなく記事のリライトを実施することで順位に影響を与えます。

(いい意味で)

 

また、古い記事よりは新しい記事の方が

価値があり、自分が読み手に回ったときにも、古い記事よりは新しい記事の方が”価値がある”と感じ、最新記事をクリックしてしまいます。

 

おそらく、みなさんもそうではないでしょうか。

 

SEO対策をしている立場に戻り考えてみても

更新日は重要と感じ、検索表示での「日付」が新しい方が良い影響を与えるのではと感じています。

 

 

ただ、どの程度ページの修正をすれば検索表示の日付が

最終更新日に更新されるのでしょうか。

 

 

■考察

 

僕が管理している複数のメディアで実際に起きていることとして、あるメディアでは、最終更新日が検索結果で表示されている、しかし別のメディアでは更新をしているのにもかかわらず2年前の日にちが公開されている。

 

この違いが全くわからないので、一つ一つ検証をしていこうと思います。

 

以下の対策をそれぞれ行ったあとに、サーチコンソールにて手動で変更リクエストを送り、更新日が変更されるのかを試してみたいと思います。

 

 ・タイトルの変更

 ・説明文の変更

 ・少量の加筆(数百文字、関連記事の追加など)

 ・数千文字程度の加筆

 

更新しても変更が見られないことも過去にあったため、こちらの対策も行います。

 

 ・サイトの表記を変更

  公開日ではなく、「最終更新日」の表記を追加

 

どれかの対策を行えば、日付の変更はされるかと思います。そして、されたタイミングから検索での順位とクリック率の違いを調べてみたいと思います。

 

個人的には、”更新日”はGoogleにも、読み手にも

大きな影響を与えると考えています。

 

その辺りを時間をかけて調べてみたいと思います。

 

■検証

 

検証1.タイトルの変更

 

検証2.少量の加筆

200文字程度加筆を行いましたが、サーチコンソール上ではページの更新はされていないと判断しているようです。

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検証3.数千文字程度の加筆

 

検証4.「最終更新日」の表記を記事に追加する